2024年1月15日。
紹介状を持って、大学病院へ行きました。
本来なら、前日の14日にアメリカに戻る予定でした。
11日に悪性腫瘍だと診断されて、それからバタバタと会社や仕事関係へ連絡。
会社は1月末までバケーション扱いにしてくれました。
愛犬を預かってもらっている友人へも連絡しました。
これまでは、毎年長期で日本に帰っていたため、
愛犬も一緒に連れてきていたのですが、高齢になり、
また、今回は2週間だけの予定だったので置いてきました。
愛犬も数年前から膵臓が悪く、薬と食事療法をしています。
市販のドッグフードをやめて、手作りにしてから調子も良くなってきました。
なので、出発前に2週間分の食事を作って冷凍して、預けてきました。
幸い、友人も同じ犬種を飼っていて、食事も手作りなので
「1匹分も2匹分も変わらないから!」と、快く引き続き預かってもらえることになりました。
初めての大学病院。大勢の患者さんと大勢のスタッフに圧倒されました。
受付だと思って並んでいたら、実はスタバの列で、あわてて受付を探します。
携帯のような小型の機械を渡されて、検査や診察の順番になると音が鳴ります。
そもそもお見舞い以外で大きい病院に来ることがなかったので、
全てが新鮮で、広い院内をキョロキョロしてしまいます。
血液検査と超音波検査をして、消化器内科の先生に診てもらいました。
先日の総合病院からのCTとも比べて、やはり悪性の腫瘍の可能性が高いと。
細胞を取ってみないとわからないので、検査入院をすることになりました。
ここでも昨年末に撮ったMRIのことを聞いてみました。
消化器内科の先生は、他所で撮ったMRIのことをどうこう言いたくないようで、
これからの検査で判断するので、見る必要はないと言われました。
急性膵炎になった当初から、病気のことを相談していた友人は、
「もし、アメリカのMRI検査で見逃しがあったとしたら、訴訟できるかもしれないから弁護士に当たってみるよ」と、いくつかの弁護士事務所に連絡してくれました。
訴訟大国アメリカ。
念の為、検査や診察記録は全部ダウンロードしました。
見逃していたのか、それともMRIの機械が悪かったのか?
後にわかることになります。