2024年1月5日。
年末年始は家族が集まり、賑やかに過ごしました。
大勢で食卓を囲むせいか、食欲も出てきます。
また、料理がほとんどダメなお一人様には、普段思いつかない料理が並びます。
おかげで少し元気も出てきました。
そして迎えた検診の日。
身長、体重、血圧、血液検査、レントゲンなど、通常の検診はサクッと終わり、
いよいよ本日のメインイベント、胃カメラの番になりました。
喉を麻痺させる液体を、飲み込まないようになるべく喉の奥に流し、
ドキドキしながら診察台へ。
長いチューブを3本くらい持ったメドゥーサのような女医さんがやってきて、
いざ胃カメラを挿入。
固い異物が喉を通っていく感覚とともに、強烈な吐き気が襲ってきました。
「無理無理!」と言いたかったですが声にはならず、大きな唸り声で精一杯抵抗すると、「大丈夫ですよ〜」と、看護師さんたちが慣れた様子で私の身体をがっちりホールド。胃カメラが出たり入ったりして、時間は5分もかかってなかったと思いますが、永遠に感じました。
終わったら全身脱力で、抜けがらのようになっていました。
噂には聞いてましたが、こんなにきつい検査だったとは
しばらく待合室で待っていると、結果が出たので診察室に呼ばれました。
胃カメラの結果は「慢性萎縮性胃炎」で、ピロリ菌の検査をした方がいいでしょう、と言われました。
なるほど、だから胃が常に焼けたような感じがあったのか、と納得。
うちの家族にピロリ菌があったので、私もそうかなとは思っていました。
「コレステロールが少し高いですね、それから貧血もありますね、それから、えーっと、あらら、腫瘍マーカーが少し高いですね」
見るとCA19-9の値が173になっていました。
「去年から急性膵炎なので、そのせいでしょうか?」と聞くと、
「そうかもしれませんね」と言われ、やっぱり膵炎の影響かと思いました。
最初に受付で、健康診断で来たが、膵炎があるから出来れば専門医に見てもらいたい旨を話したら、あっさりと「予約取ってみますね」と言われ、
帰るころには「今日は膵臓の専門医がいないんですが、1月11日に予約が取れました」と診察券ももらえました。