昨夜、娘は学校で育てている

モンシロチョウの話をしてくれました


いくつかのグループごとに

モンシロチョウの卵から育てます


娘のグループのはまださなぎですが

別のグループのはさなぎから蝶になり

たまたま蓋を開けてしまっていたので

飛び立って行ったらしいです


クラスの子供たちは

飛び立って行ったモンシロチョウを見て

涙を流す子が結構いたみたいでした

せっかく育てて蝶になったのに

飛んでいってしまった悲しみや

蝶になり飛べるようになり

そのこと自体に感動したり

それぞれに心を動かされたんだと思います


娘と話してる中で

「さなぎから蝶に無事になれて良かったね。蝶になる前に天敵に食べれてしまうさなぎもいるからね。きっと、今頃自由に飛びながら楽しんでるよ。」

と私が言うと


娘は急に黙り込み

顔に両手を当てて泣き出しました


泣きながら

「今頃、天敵に襲われてたらどうしよう。ちゃんと生きてるかな。」と言います


「大丈夫だよ、ヒラヒラ飛びながら逃げるよ」

と私が言うと


「鳥も飛べるやん。鳥に食べれるかもしれない…どうしよう…」と泣きます


まあそういうこともあるかもしれない

自然とはそういうことだ

それが自然の摂理

食物連鎖だ


と内心では思いましたが


泣いてる娘に追い打ちをかけることに

なってしまうのは避けたい


「大丈夫だよ、きっと元気に飛んでるよ。敵が居たら隠れるよ。」


と伝えました


「そうかな、逃げれるかな」とまだ心配してました




しらたまは娘の涙に弱いです



こんなふうに泣かれたら

食物連鎖とか教えられないよ


よし、それは授業で教えてもらおう


宜しくお願いします先生