シシオ真顔


2018年夏生まれ

R6年度 年長男児

2歳で自閉症スペクトラムと診断

(診断書「自閉症は非常に重い」)

IQ約100

内服薬(ロゼレム、メラトベル、リスパダール他)

年少冬からピアノ

行き渋りのため幼稚園は週3.5日登園中


今年は就学相談です!


いいね、コメントありがとうございますニコニコ


ROOMはじめました



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注意

シシオとは別の幼稚園に通われていたお子さんの話です。よそのことなのでフェイクいれてます。

整合性に欠けていたら優しくスルーしてくださいお願い




そのお子さんは今年普通学級に就学されましたが

既に不登校になっているそうです。


その幼稚園は

1学年1クラスで10人前後の小規模です。


そのご家庭(以下Aさん)は

年少からやや発達に気になるところはあるものの

担任の先生が細かく対応してくださり

園生活も乗り越えてきました。


(たびたび不穏になったり偏食はあったけど)


担任は年少から3年間同じで信頼関係もあったと。



A保護者は心配しつつも

療育センター等にかかることなく3年間過ごされ

年長になって就学相談を受けるか園に相談したところ


担任「年少からずっと見てきて本当によく成長した。

普通学級で大丈夫では?」


と言われ就学相談を受けずに普通学級に進みました。




で。

その結果…入学して2ヵ月たたずに

困りごと祭りだとかタラー



何が悪かった?

どこに問題があったか。


Aさんのケースから考えてみました。


(今さらだしAさんに言うつもりもない、

勝手な考察です)



①担任の力量

ベテラン先生で配慮も細やかでA親子と

相性も悪くない。

しかし、発達障害に理解があったかは不明



②担任が3年間同じ

親と同じ…は言い過ぎですが、

ずっと密に接していると

「なんとなく言いたいことがわかる」

状態になっていたのでは?と思います。

よく「家では指示が通るから大丈夫」と思ったのに

集団ではできてなかった!みたいな。


無意識のうちにその子が理解できる方法で

接してしまっているんですよね。




結局…


年少からずっと見ていると、確かに年長時には

その子は成長していたのでしょう。


絶対評価ではそう。

では相対評価では?


「小学校(普通学級)でこの子は通用するか」

の視点が抜けていた(甘くなっていた)のが

問題だったんじゃないかと思います。



毎年担任が変わるのは発達障害がある子には

ストレスかなぁと思っていましたが

幼稚園から小学校への変化はとてつもなく大きいので

「変化の練習」として年毎に担任が変わるのは

スモールステップとして必要かも…

と考えが変わりました。


年少年中は同じでも、せめて年長に上がるときには

変わったほうがいい気がします。


特に小規模園で手厚く見てあげられる環境なら

「この子は30分(ぶん)の1としてやっていけるか」

の視点で見てほしいです。



それに「元担任」が同じ園内にいることで

子どもも「知っている先生」が増えるメリットも

ありますよね。

現担任と合わなくても逃げ場があるというか。




つらつらと書きましたが、

今回のケースでは

「手厚い小規模園で担任もずっと同じ」の弊害が

出てしまったなぁと感じました。


もし担任が変わっていたら

保護者も元担任にも意見を求めたり

複数の目で子どもの適性を

見てあげられたんじゃないかと。


その担任ひとりしか近い距離でその子を

見ていないので担任が「就学相談不要」と

言うならそうなのかなぁ、

みたいな状況だったんでしょう。



…でもまあ、我が子が心配なら

先生がいくら大丈夫と言おうと

親が動くべきだったというのが本音です。


過去はどうしようもないので

今後のAお子さんの困りごとが

減ることを祈るばかりです。