【椅子が1つだけの美容室】

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【実は、ヘアオイルは髪にあまり付ける必要はありません】

ぼくは10年以上前から言い続けています

それは何故か?

最後にお伝えします





まず1つ目!

『アルガンオイル』

基本的に海外のヘアケア製品は日本人の髪質とは異なるため合うことはありません!

好きで使っている方のほとんどは、ただ香りが好みだったりするだけのはず

濃度もかなり濃いため髪トラブルの元となります。







2つ目!

『モロッカンオイル』

今でも覚えていますが、ぼくがロンドンに住んでいた今から15年ほど前、最新のヘアケアなどが出展する美容の展示会があり、そこで初めて付け心地や香りを試すことができました!

それからしばらくして、日本に入ってきたのはここ数年です

実際に現地で試したことだからわかっています

香りを好む人もいるかもしれませんが日本人には合いません!






3つ目!

『オーガニック、天然系のヘアオイル』

オーガニック、天然成分と聞くと、良いもののように聞こえます!

しかし、オーガニック成分や天然成分だから髪の毛が良くなるわけではありません

ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などは化学的な薬剤!

化学的な薬剤を使用している髪の毛にオーガニックや天然成分が何故髪の毛を良くできるのでしょうか……?

誰でもわかることだと思います。




海外の製品と聞くと、日本で売られているものよりも良く思えたり、興味が湧くことがあります!

しかし、

もともとの髪の毛の造りが違うのなら、合うわけがありませんし、現地で売っているシャンプーでさえ日本とは全く異なります

髪の毛を洗う頻度や習慣さえ違うし、髪の毛に対する考え方も違うんです

実際にロンドンで、現地のサロンだけでなく、日系サロン(日本人が経営する美容室)でも働いた経験から、

欧米人のお客様だけでなく、アジア人のお客様を担当していたからわかったことです

髪の毛が違うのだから合うわけがありません。




そして、

1番の問題は、ヘアオイルは蓄積していきます!

シャンプーで落ちていると思っている方は大間違い

料理をしている方はわかるかと思いますが、揚げ物をしたフライパンや鍋は洗剤で洗ってもなかなか油のヌメリが落ちませんよね?

髪の毛でも同じです



何度も油を付けている髪の毛は油を付けていることにより、髪の毛通しがくっついてしまい特に落ちづらくなります

さらに、油が蓄積している髪の毛は乾かすのも時間がかかるようになってしまいます!

当然、髪の毛同士が油でくっついて離れなければ髪の毛がサラサラしないため乾くのに時間がかかりますし、

乾かすのに時間がかかるようになると今度はドライヤーの熱が過度にずっと髪の毛に当たるようになる

それに、油が浸透している髪の毛はドライヤーなどの熱があたると、ヒートアップして髪が熱くなります

手で触っていられないほど熱くなるのはそれが原因です





そんな蓄積したヘアオイルを落とそうと、

お皿を洗う洗剤のような洗浄力の強いものを使えば落ちやすくなりますが、そんなものを使えば髪の毛だけでなく頭皮にもよくないことは誰もがわかることですよね!


習慣というのは恐ろしいことで、良いものだと認識したものは無意識でも使ってしまい、量なども大量に付けてしまうこともあります

“蓄積させたのがどれくらいなのか?” “どれくらいの期間使っていたのか?”

元に戻るまで、その期間以上かかってしまうんです




こういうことは、

気づいていない美容師や、わかっていない美容師が多いのと、

日本ではお客様にハッキリと言わない美容師が多過ぎるからダメなんだと思います

「ヘアオイルは良いものだ」と勘違いして使ってしまいますよね

美容師が大変になるならまだ良いですが、わからず使ってしまい、実際困ってしまうのはお客様

お客様が困ってしまうことになるのなら、プロとして伝える義務があると思います




髪の毛の成分にはヘアオイルはほぼ存在しません!

それなのに何故ヘアオイルを付けるのか?疑問に思いませんか?

化学的な薬剤を使っている髪の毛に対して、オーガニックや天然成分を付けることって間違っていると思いませんか?

ヘアオイルを付けたほうが良いなら“なぜなのか?”

ある程度美容師を続けていて、自分でヘアオイルを付け続けていたらわかることだと思います


【ヘアオイルは必ず髪の毛に蓄積していきます】

そして、そのうちオイルによって髪の毛は傷むことになります

ご注意ください。




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