【椅子が1つだけの美容室】
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ぼくは月に数回百貨店に行っています!
それは、自分が洋服が好きで見ているだけでも楽しいのと、女性物の洋服も見ていて楽しいからです
それに、来ている様々な方を見たりすることが出来るし、様々なものが売っていたり、何より華やかな煌びやかな所にいると心がときめきます
小さい頃よく親に連れられてよく百貨店に来ていましたが、入る時の香りが何よりも大好きなんです
そんな自分自身の幼少期の記憶が今だに色濃く残っているように感じています
話は変わって、
ビジネスのことを学び始めて、たくさんの本や人の話を聞いたりしてきてわかったのは、
“この世の中の様々なサービスは人の心理的なものを突いているということ”
必ずと言っていいほど、
いつからか、百貨店などに洋服を見に行くと販売員の方から『どうぞこちらにカバンを置いて頂いて結構ですので!』と、言われます
そう言われたことのある方も多いと思いますが、
それがなぜだかわかりますか?
何もわからない方は、そう言われたらカバンを置きますよね!人によっては販売員の方に対して親切に思うかもしれません
しかし、
それが【人の心理を突いている手法】
お客さんにカバンを置かせることによって気分を落ち着かせて長居させる目的なんですよね
洋服って別に欲しくて見に行くわけではなく、たまたま好みの洋服を見つけたりすることってありますよね
しょっちゅう買い物に行かない方は、余計に洋服売り場などを見つけるとチラッとでも立ち寄ることがあると思います
好みのものが無いようならすぐに立ち去るところを、お客さんに持ち物を置かせて留るように仕向けているわけです!
お客さんが長居すれば購買意欲がなくても、なぜか買わないといけないような気持ちになったり、買わないと出づらかったり、
欲しくなくても長居していることで購入するようになることもあります
販売員の方と話したりしていたら親近感が出て、購入するような流れにもなります
そんな人の心理的なツボを突いてやっているわけです。
銀行や郵便局、保険会社なども同じで、
すぐに終わることで訪れているのにわざわざ椅子に掛けるように促し、他の話をしようとすることがあります!
人は椅子に腰掛けると緊張感やもしイライラ感があったとしても、少しその気持ちが和らぎ、安心感や安堵感が生まれます
だから椅子に掛けることにより、急いでいてもゆっくりしてしまったり、興味の無いことや聞かなくてもいいことでも聞く耳を持ちやすくなる………
それも人によっては、親切だと思う方もいるかもしれません
ですが、座って頂くことで一呼吸となり、人はゆっくりしてしまう
すぐに立ち上がることはせず、話されたら聞き入ってしまうわけです
ぼくはそんな裏の内情がすぐにわかるので、親切心など全く感じずに受け流しますが、間に受けてしまう方も多いのではないでしょうか?
特に日本人は面と向かって人に対してNOと言わないことが多い!
『要らないのなら要らない!』ハッキリと言えない方が多いからこそ、人のメンタル、人のそんな心理的なことを突いてきているわけです。
人が本当に欲していることに対してのサービスならわかりますが、
心理的なことを突いての見せかけの親切、心理的なことを考えてのやり方って、
まさに営業トークと同じで、愛想笑いや、作り笑顔、社交辞令のようであり、舌先三寸ですよね…
本当に相手のことを思っての行動などではなく、
真摯、愚直、正々堂々といったこととは程遠いやり方のように感じてしまいます!
お年寄りや人の良い方はある意味騙されてしまっているようなことですよね。
百貨店などで洋服を見ていても、話しかけてくる販売員の人のの顔の表情から内心が読み取れてしまうことがあります
それが意外と当たっていて、話を聞いてみると、急かすように勧めてきたり、色々と好みを聞いてきたり、、、
ぼくは、どんなに勧められても要らないものは要らないとハッキリと断っています。
どんな角度でもサービスと言えばサービスかもしれませんが、
人対人だからこそ、本心て意外とわかるものですよね。
ぼくはたとえ仕事だとしても、そんなことはお客様に対して絶対にしたくないし、お客様に合っているものや良いものしかお伝えしません!
不必要なものを勧めるようなことはしたくないからです。