【椅子が1つだけの美容室】
Aengus
良かったらご覧下さい☆
今のところ、年内までのご予約も徐々に頂いております
よろしければお早めのご連絡お待ちしております。
ご予約はこちらからどうぞ!
(お電話ですと施術中出られないこともあります)
・~・~・~・~・~・~・~・~・〜
先日、本当に久しぶりに映画を観てきました
コロナの影響の中、映画を観に行くのも気軽に行くこともなかなか出来ないですよね…
でも、今回はどうしても観に行きたくなり行ってきました
その映画は、
【MINAMATA】
ジョニー・デップの久しぶりのseriousな作品と知り、そして実話をもとに作られたということがとても興味をそそられました
水俣病というのはぼく自身、知ってはいましたがあまり深くは知らなかった
それは自分が産まれる前のことということもあるし、失礼ながらそこまでのことだとは思っていなかったし、当時あまり勉強していなかったから。
冒頭始まってから観ていると『音楽がカッコいい』と思ったのと『撮り方がカッコいい』と思いすぐに引き込まれました
しばらく観ていると当時の映像なども流れたり、日本人の俳優さんがたくさん出ていたことに驚きました
自分が産まれる前に本当にあった出来事!
事実を知りながら隠し続けた会社、
徐々に異変を感じながら病気に侵されている人達、
病気に侵されている家族の苦悩、
観ていて心が痛くなりました 。。。
ぼくが本当に感じたことは、
自分が、自分の家族が同じようなことになったらということ
そして、最も感じたのは【愛】について
自分の愛する人が同じようなことになったらどれだけの人が同じように出来るのだろうか…?
自分の生活を犠牲にして、全ての面倒を見ることに専念しなければいけない
自分の生活だけでもいっぱいいっぱいな人は、色々としてあげたくても出来ないこともあると思う
自分のしたいことや、やりたいことを全て我慢しなければいけないと思うし、それが出来る人がどれだけいるのだろう…?
頭ではわかっていても、自分の全てを相手のために尽くし続けなければいけないし
その生活が一生続くことになる!
今の世の中、コロナのことでもそうですが途方に暮れて精神的に参ってしまっている人のほうが多いと思う
観ていて、ぼくの心で自問自答するかのようにそんなことを考え続けて観ていました
ぼくは特に生きてきて、自分がしたいことや、やってみたいことを優先して生きてきた
時には人と別れるのが辛くても自分のやってみたいことのために離れることを決断したこともあった
当時とても辛かったけど、後悔はしていません
だからこそ、この映画を観てとても考えさせられたように感じます
自分の家族や愛する人がずっと健康でいられる保証はない
突然病気になってしまうかもしれないし、難病になったり、半身不随のように介護が必要になってしまうこともあるかもしれない
そうなってしまったとき、一生一緒にいるつもりでいたとしても一生面倒見続ける覚悟がある人はどれだけいるのだろう……
口では寄り添うように言ってたとしても、嫌々面倒見る人もいると思うし
なんの嫌な気持ちもなく文句もなく当たり前のように寄り添い付き添ってくれる人もいるはず
自分の生活もしながら人のことを見続けることは並大抵のことではないと思う
自分のやりたいことや好きなことなども我慢しなければいけない日々が続くこともとんでもない心労だと思います
〝人を愛する〟ということは簡単ではなく、軽く思ったり言ったりしてはいけないことのようにも感じました
心の強さがなければ人を愛し続けることは不可能なのではないでしょうか?
パートナーを決めるとき、〝年収〟〝年齢〟〝容姿〟〝経歴〟〝職歴〟などが決め手となることもあるそうですよね
でも、言葉の肩書きなんて人間性とどちらが大事なのか
考えなくても『そんなもの全く関係ない』とぼくは思います
自分がどんな状況になっても守り抜く覚悟
相手からも同じようにどんなことがあっても寄り添う覚悟
それがなければ【愛する】とは軽々しく言えないことと思いました………。
〝人を好きになる〟
その気持ちは大事だし、大切な気持ち
でも、【愛する】ということはもっと深い意味でもっと深く理解しなければいけないことなんでしょうね…。
今回、久しぶりに映画を観に行って良かったです
愛って、
繊細で、儚くて、切なく、深く、強い……
わかっているようでまだまだちゃんと理解するにはわかっていないように感じます………。
美は、
☆心から輝かせてくれる天使からの贈り物☆