【椅子が１つだけの美容室】
Aengus
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『どんなことでも続けることが出来ない』
『何をやっても続かない』
それは悪いことではない
でも、良いことでもない
そのどちらかの判断は自分でわかっていること………。
前回からの続きになります
美容師の仕事の１つであり、大事な技術でもある【ブロー】
美容師がやっているのを見ていると自分でも出来そうだし簡単そうに見える
でも、この仕事をしてきて感じますが
〝簡単そうに見えることこそ実は難しい〟
ぼくも美容師になる前は、美容師の方を見ていて『自分にも出来そう』と思っていたからこそ自分が美容師になって技術の難しさがよくわかるようになりました
特に、ブローという技術は、
〝真っ直ぐにするブロー〟
〝全体を柔らかく毛先を丸めるブロー〟
〝形を付けながら長持ちさせるブロー〟
〝コテなどで巻いたようにするブロー〟
使うブラシの形状にもよりますが、色々なやり方のブローがあります！
その様々なやり方を、１人１人頭の形から生え方、クセ、量などで変えて、
さらに、ヘアスタイルに合わせてのブローしなければいけません。
ただのブローではなく【奥が深い技術】というのがご理解頂けると思います
ヘアスタイルを作る上でそこまでする必要はありません！
髪の毛を切り、綺麗にブローすることが出来ればお客様は満足する
ブローでヘアスタイルを形作ったり、ブローで巻いたような仕上げに出来なくても、ホットカーラーなどで巻いて仕上げたり、ブローを適当にやってコテで仕上げれば早い！
ぼくの〝ただの自己満〟と捉える方もいるかもしれません
ですが、
好きだからこそ追及し、出来ないからこそ反復練習を何度も何度も繰り返し出来るようにしたかった………
日本と海外ではブローの仕方も違うことを知っていますか？
日本では、美容室にカットやカラーやパーマをするのが目的で行くのが一般的でシャンプーだけで行くことはあまりありませんよね？
ですが、海外では〝シャンプーだけで美容室に行く方〟が多いんです！
日本人に比べて自分で毎日シャンプーする習慣がないため、たとえ旅行先などでも美容室にシャンプーをしに行き、綺麗にブローして仕上げてもらう
欧米人の髪の毛は軟毛でクセが強かったり、縮毛のようなクルクルでチリチリした毛質だったりします
その、とても強い縮毛でもブローで綺麗に伸ばすんです！
こんな髪質の髪の毛もブローで真っ直ぐにする
この技術は、海外で美容師をやったことが無ければ出来ない技術！
欧米人だからこその、日本人ではあまりない独特な髪質だからです
ぼくも最初はなんとなくでしか出来なかった…
でも出来ないのが悔しくて何度も何度も練習して出来るようにしました
そして、その真っ直ぐにした髪の毛をコテを使わずに巻いたように仕上げることも海外の美容室では一般的！
その技術も最初は悪戦苦闘でしたが、やっていくうちに慣れて出来るようになりました
日本だけで美容師をやっていれば出来なかった技術ですが、海外で美容師をやったからこそ習得出来た技術でもあります
こんなやり方も海外ではやることもある
美容師を続けていて自分で感じていますが、本当に美容師の技術は終わりがない！
今でも日々進歩しているのが自分でわかるし、去年の自分よりも上手くなっている実感があります
薬剤も進歩しているからずっと学ばなければいけない
それが苦痛には感じたことはないし、新しいことを学ぶことや新しい発見があることが楽しい！
商いとは、
〝飽きないようにやるから商い〟と聞いたことがありますが、自分の気持ちの持ちようですよね
毎日毎日同じことの繰り返しなら自分が飽きてしまう
でも、その変化を自分でつけることが出来ればその変化を楽しむことも出来る
終わりがないことは途方もないことのように感じる人もいるかもしれない
でも、終わりがないからこそその変化は自分でいかようにも変えられる
それが自分にとっては楽しい！
【自分の変化は自分で作るもの】
それが我が人生！
早くイギリス行きたいな…………
時にはその変化は〝動かされていること〟もあるかもしれない…。
美は、
☆心から輝かせてくれる天使からの贈り物☆
