妊娠後期、どうしてもお腹に赤がいる事が辛くなってきてしまった。
でも、誰にも相談できる人もいなく、1人悩んでいた。
書店に行って本を買い、読書に逃げる時もあった。
この頃は何故、あんなに望んでた赤がこんなにも辛く感じるのかわからなかった。
今思えば、メンタルやられてたんだな、とわかるんだけど。
当時はそんな事は全く思い浮かばず、赤との相性が悪いのかな?とかわけのわからない事を考えてたように思う。
お腹に赤がいる事が辛い、辛い、辛い・・・
毎日こればかり考えて過ごしながら、予定日までのカウントダウンを始めていた。
が、赤は母の気持ちを察してくれたのか
予定日10日前に破水。
病院に行って、即入院
さすがにガスの心配は出来ず、車いすに乗せられて病室へ。
運良くなのか、そうでもなかったのか旦那が休みで初めて一緒に病院へ行った。
「お父さん、来るの初めてですね。検診とかは旦那さんがついてくる事が多いから(もしくは家族)珍しいですね」というような事をドクターに言われ(へーそうなんだと、呑気に聞いていた母も母で変わっているのか、うちの場合は旦那がついてこないのは当たり前だと思っていた。赤にもあまり興味なさそうにしてたし)
破水で入院したけれど、面会時間が終わる頃には旦那は帰って行った(こんな人だから、後期の不安も相談はしていなかった)
夕方近くに入院して、夜中に何となくお腹が張るな・・・と思っていた。
とにかくお腹が張る。
あれ?
張る時間を時計で確認してみた。
10分おきくらい?
痛みは全然無く、きっちり感覚を空けて張るお腹。
「もしかして、これが陣痛?痛くないけど」(@ ̄Д ̄@;)
時間が短くなってきても痛みが来ない、でも張る。
看護婦さんに言っても痛くないからさらっと流された。
ずいぶん楽なお産だなと思っていた。
あさの5時にドクターが内診して7時には本格的な痛みが来るでしょう、といって戻っていったが内診で母の体も気合が入ったのか、内診20分後にはいきなり痛みが来た。(;°皿°)
それまで「張る」だけだったのが、いきなりの有りえない痛み。
母、困る・・・
看護婦さんを呼ぶもちょっと見て「まだですよ」と言われる。
ドクターの「7時ごろに本格的な痛み・・・」という方を信じたらしい。
あまりの痛さにベッドの上で暴れていたのに、「痛くなさそうだった」と後から言われた。
そう、母は我慢強い
あの痛みはそうそう我慢できないが・・・声を出す事はしないで唸っていただけ。
↓
この間色々あったが略します(というか書いちゃいけない気がする)
赤は3300gという大きさで誕生した。
男の子だった。
顔に皺も無くイメージしていた皺皺な赤ちゃんではなかった。
母はあまり食べてなかったのに、なぜ3300gという大きさで生まれたか。
ちょっとした母の中の謎。
そしてこの後、母のメンタルやばくなる