まぷこのつぶやき!旦那の食道胃接合部癌(胃癌が食道に出来た癌)に負けない! -10ページ目

まぷこのつぶやき!旦那の食道胃接合部癌(胃癌が食道に出来た癌)に負けない!

2015年5月4日!いきなり旦那が血をはいた!救急搬送!即検査入院!
病名(食道胃接合部ガンステージⅣa)
どうなる?どうする?

5年前、旦那が癌になり

2回目位の入院した時の話。



その時はファーストラインで、

シスプラチン、ゼローダ、ハーセプチンの

治療をしていた。



癌初心者だった旦那と私は

何も癌についての知識がなかった。

腫瘍マーカーすら意味がわからなかった。



そんな時に相部屋のなったのが癌先輩。

地方の病院をたらい回しにあい、

何度か死にかけもう出来る治療は無い。

と、サジを投げられたそう。

東京の病院なら出来る治療があるかも知れない。

と言われて何軒か病院を回り

旦那の行っていた

癌専門病院にたどり着いたそう。



癌先輩は何もわからない私たちに

色々な事を教えてくれた。




その中で印象に残っているのは、




諦めないで病院を探して、ここにたどり着いた。

何度も死にそうになったが、

治療も出来て元気に働くこともできた。

せっかく生きているのだから、

諦めずに粘って、働けるうちは

働いて楽しく生きないと駄目だよ!




その時は、

何で癌先輩は延命治療をしているのに

働くのだろうか?

楽にのんびり過ごせば良いのに。



と、思った記憶がある。



今思えば、


旦那は自分の仕事は重労働だったので無理だったが

私の仕事は率先して手伝ってくれていた。


しかも楽しそうに手伝ってくれていた。





旦那が旅立ち、コロナを体験して、

当たり前の生活、

当たり前の日常、

が1番楽しく充実していた。

いままでは当たり前すぎて

その良さがわからなかった。

当たり前の生活があってこそ、

旅行もライブも楽しい。

何もない生活は息が詰まる。



だから旦那は手足が痺れても、

体調の良い時は手伝ってくれていたんだと思う。



癌先輩には沢山の話を聞いて

アドバイスも受けた。


癌先輩、ありがとう。