壬生乃狼さんと、みみさんのこと。のまき | じぎりん星人の生ブログ『ちいさなしあわせを楽しむ暮らし』

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ちょっぴり疲れているきみのために、ほっこりするコミックエッセイ、フォトエッセイをお送りしています。きみとじぎの絵本『つきがみえないよるでさえ』を出版。たいせつなひと、ペットをなくしたかたのかなしみにそっと寄り添う、大人向け絵本です。

こんばむわ。


きょうは、


おそくなって、


ごめんよね。


きてくれて、


ありがとね。



この絵、


いちばんはじめに


つかいたかったから、


まず、


はるよね。



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(illustlated by みみさん)







きのう、


くろしおにのって


かえってきてから、


せんたくものを


はずそうとしたなら。





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みたこともない



むしが



いて。




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とんでいった。






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ゆうくんは


さわいだが。






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そのひ、


おはかまいりを


したから、


ごせんぞさまが、


なにか


言いに来てくれたのか。


なにか、


じぎに


いいたいことのある、


ごせんぞさまは、


いないか、


かんがえてみたが。


とくに、


おもいあたることもなく、




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そのままに


しておき、


そのご、


せんたくを


はじめたなら。




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こんどは、


脱水が


はじまったところで、







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洗面室のほうから、


すごい、おとが。




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脱水になると、


よくおちる、


洗濯機だなのうえの


かごがあり、


それだろうと


せつめいしたなら。




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でも、


あとで


洗面室に


いったなら。



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いつも


おちてくる、


かごは


そのままで、


おちたことのない、


ブーツの箱が


おちていた。




そしてから、


おふろにはいり


ベッドに入って


スマホを


みたとき、


壬生乃狼さんから


LINEが


とどいた。








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そのとき、



なぜだか、



なみだは



でなかってん。






でも、



けさ、



ちかてつのなかで、



つい



1週間まえに



みみさんがくれた



LINEとか、



せんげつ、



会いにいった後にくれた、



LINEとかを



よみかえしていたときに





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はじめて、


なみだが、


いっぱい、


いっぱい、


でてきた。




あの


むしも、


ブーツを


おとしたのも、


ひょっこり


きてくれたのかも


しれなかった。






じぶんの


ことを


ほんとうに


わかってくれて、


あいしてくれる、


ひとに


であえて、


そのひとと、


じかんを


すごせて、


そのひとの


うでのなかで


ここでの


くらしを


おわっていけることを、


しあわせ




いわないで、


なにを、


しあわせと


いう?






このとき、↓


確かに


みみさんのては、


あたたかだった。






そして、


たしかに


みみさんと、


じぎは


ハグをした。





いまは、


ちょくせつは


ハグできないかもしれないが、


なかみとして、


みみさんは


そんざいしているのだと


じぎは、


おもっている。






しんどかった


からだをぬぎすてて、


おもうところに、


いけていると、


しんじている。




ありがとう、


壬生乃狼さん、


みみさん。



さいごまで


よんでくれたきみも。


ありがとう。



いつも、


ほんとうに、


ありがとうね。




また、


あしたぐらいに。