「心を動かす」という本当の意味

 

〜感じる力を取り戻すと、現実が変わりはじめる〜

 

多くの人が「現実は心の投影」と知っていると思います。


でも、いざ現実に向き合った時、「こんなの望んでない」と思うこともあるのではないでしょうか。

 

それは、私たちの多くが「頭」で考え、「心」で感じることが少なくなっているからかもしれません。

 

感じているつもりでも、実は考えているだけ

 

たとえば、ある場所に行った時。


景色を見て「きれいだな」と言ったとしても、それは頭の中の判断かもしれません。

 

本当に「心が動いた瞬間」って、胸のあたりがじわっと温かくなったり、涙が出そうになったり。


言葉にできない何かが、体の内側で反応していることがあります。

 

「心を動かす」というのは、ただ感情的になることではありません。


五感を使って、その場で、自分の身体が何を感じているかに意識を向けること。
 

頭で「どう感じるべきか」を考えるのではなく、体と心が自然に反応しているものを、素直に受けとめてあげることです。

 

「こうしてほしい」と思ったら、何もしない

 

「こうしてほしいな」と思う気持ちが浮かんだ時、
多くの人はそこから何かしようとします。

 

お願いしたり、空気を読んだり、頑張って動いたり。

 

でも、本当に大事なのは、「その思い」をそのままにして、余計なエネルギーを乗せないこと。
放置していいのです。

 

変にコントロールしようとしない。

 

ただ「こう思ったなぁ」と感じて終わり。
それだけで十分な時もあります。

 

なぜなら、本当にお互いが幸せでいられる形は、どちらか一方の都合を押し通して成り立つものではないから。


自分も相手も、どちらも自然に笑顔でいられる未来が、最も調和した現実です。

 

 

「私の世界」は私が創っている

 

「世界は私の投影」。


そう聞くと、自分の都合ばかりで世界を作ればいいように思えてしまうかもしれません。

でも本質は、


キラキラ「私が自分を丁寧に生きることで、その世界全体が調和していく」キラキラということ。

 

現れた人の幸せも願いながら、まずは自分の心の声を優先して生きる。


それが本当に「調和のとれた世界」を創っていく道です。

 

ただし、「キレイな言葉」でごまかすのではなく、
本当の気持ちに正直であること。


エゴを通すのではなく、感じていることを見つめること。

 

 

感じることに戻る

 

私もそうですが、多くの人が「感じているつもり」で、実は「思考で処理」しています。


「これはこういう感情」と分析して納得してからでないと、

心の声に耳を傾けられなくなっているのです。

 

でも、それは人として自然なこと。


私たちは無意識のうちに、そのように生きるように育ってきました。

だからこそ今、「感じることを徹底する」ことが、これからの生き方の土台になります。

 

自分の声を最優先にする

 

誰かの顔色をうかがって、誰かのことを思って、自分の声を後回しにしてしまう。

そんな経験、誰にでもあると思います。

 

でも、それでは自分の人生を生きることはできません。


かといって、相手をないがしろにするわけでもないのです。

 

大切なのは、細かいことまで自分の感覚を大切にすること。


その積み重ねが、本当の意味で自分も相手も尊重した生き方になります。

 

感謝も、エネルギーの一部

 

何かしてもらったから感謝する、というのは、ある意味「頭」での感謝。


でも、そういった感謝には「打算的なエネルギー」が混じることもあります。

 

そして、そのエネルギーが、そのまま現実を創ってしまう。


だからこそ、感謝は「現状そのものに感謝する」というところに戻ってみる。


何かを得たから感謝するのではなく、「今ここ」に、ただありがとうと感じる。

 

無意識を変える積み重ねしかない

 

私たちの行動や反応の95%は「無意識」によって動いています。


頭で「変わりたい」と頑張っても、心の感じ方が以前のままだと、また元に戻ってしまうのです。

その感情がエネルギーとして放たれて現実を創っているのですから。

 

だから、毎瞬「感じる」こと。
自分の音、自分のエネルギーに意識を向けていくこと。


これは意識して続けていくしかありません。

 

宇宙を生んだ「場」のエネルギー

 

この宇宙も、私たちも、すべては「一つの場」から生まれています。

 

その場とは、この世のすべてが始まったエネルギーの源。
あらゆるものが形になる前の、「純粋な可能性の場」とも言える存在です。

 

量子力学の世界では、あらゆる物質は最小単位まで分解していくと、最終的には「粒」ではなく「波」として存在することがわかっています。


そしてその「波」は、観測されるまでは無数の可能性を同時に持っている、いわば“まだ決まっていない状態”なのです。

 

つまり、私たち一人ひとりの存在も、ミクロのレベルで見ると「粒(物質)」であると同時に「波(エネルギー)」でもあり、


それは宇宙全体と常につながり合い、影響し合っているということ。

 

だから私たちは、はじめから「分かれていない」のです。


統合する、戻るというより、はじめからずっと一つだった

 

「すべては一つである」という感覚は、ただのスピリチュアルな思想ではなく、
物理の最先端でも裏づけられつつある事実なのです。

 

私たちの心と身体が、ミクロの領域で常にその「場」とつながっている。


そこに意識を向けるだけで、過剰にエネルギーを使って何かを“引き寄せる”必要もなく、
自然と、自分らしい在り方が現実として形になっていきます。

 

おわりに

 

感じることに意識を向ける。


それは簡単なようで、今の時代ではとても貴重なことです。

 

でも、少しずつでもいい。
自分の内側にある「本当の感覚」を思い出していくと、現実は確実に変わっていきます。

 

焦らず、比べず、自分のペースで。
今日も「感じること」を、大切にしてみてくださいね。