「わかってるのに、動けない」その奥にあるもの 〜自分の中の“疑慢”をやさしく見つめてみる〜
最近気になっている、ヘルメス主義、エメラルドタブレットについて学んでいて、気になったワードが出てきました。
どこかで誰もが感じたことのあるテーマをお話ししたいと思います。
それは「疑慢(ぎまん)」という心の層について。
「疑慢」ってなに?
「疑慢」とは、
“わかっているつもりだけれど、本当は信じきれていない”
“知識はあるのに、実際には行動できていない”
という状態を指します。
たとえば、
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「ああ、それ知ってる」と思っているけど、実際にはその通りに生きていない
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本当に信じていたらやっているはずなのに、やっていない
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分かっているつもりで、次に進めないでいる
そんなふうに、「分かったつもり」や「できている気になっている」状態のことを、
仏教や心理学では「疑慢」と表現することがあります。
なぜそれが問題なの?
疑慢の層が心の中にあると、本来の自分の力や感覚が内側で止まってしまうことがあります。
たとえば…
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本当にやりたいことがあるのに、なぜか踏み出せない
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誰かの言葉に感動するけど、自分が動けていないことにモヤモヤする
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頭では納得しているけど、心がついてこない
そんな時、責めたり焦ったりするのではなく、
「自分の中に、疑いと慢心が重なった“疑慢”があるかもしれない」と、
やさしく見つめてみることが大切です。
【チェックリスト】自分の中の“疑慢”に気づくために
ここからは、疑慢に気づくためのセルフチェックをご紹介します。
あてはまるものに✔︎をつけてみてくださいね。
🔸思考のサイン
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✔︎ 知っている内容だけど、行動に移せていない
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✔︎ 「ああ、それは分かってる」と思うことが多い
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✔︎ 学ぶことは好きだけど、深く腑に落ちた感覚がない
🔸感情のサイン
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✔︎ 心のどこかで「本当に信じてるのかな?」という迷いがある
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✔︎ 人の熱量や情熱を見たとき、自分とのギャップを感じる
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✔︎ 誰かに伝えるとき、少し“いいことを言おう”としてしまう
🔸行動のサイン
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✔︎ やりたいと思っているのに「忙しい」と後回しにしている
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✔︎ 信じている価値観なのに、行動で表せていない
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✔︎ 習慣にしたいことを始めても、すぐに止めてしまう
✔︎が多かった方も、大丈夫です。
それだけ「本気で自分を見つめている証」ですから。
じゃあ、どうしたらいいの?
疑慢を超えるカギは、とてもシンプルです。
① 小さな一歩を、感覚とつなげながら実践してみる
「今この瞬間、自分ができること」をひとつだけやってみる。
頭ではなく、体と心で“感じながらやる”ことがポイントです。
② 自分の在りたい世界を、自分が一番感じてみる
「こんなふうに生きたい」「こういう在り方がいいな」
その感覚を、自分自身が一番強く、感じてあげること。
なにかを望む状態とは、同時に現実はそうでないと確定しているようなものなのです。
なので、既にそうである周波数で動くことを意識すること。
③ 本音を出せる人や場を持つ
自分の中の迷いや弱さを正直に出せる相手がいると、
疑慢の層はどんどん溶けていきます。
難しいときは、どんな自分にも「大丈夫。それでいいよ。進んでいるよ。」と声をかけてあげてください。
おわりに
「疑慢」という言葉は、ちょっと堅いかもしれません。
でもその奥には、
“もっと本質的に、自分の感覚でこの世界を生きたい”
という強い願いが眠っているのだと思います。
焦らず、責めず、比べずに。
少しずつ、自分自身とのつながりを深めていく旅。
あなたが本当の意味で「腑に落ちた生き方」を選べるように。
そのお手伝いができたら、私もとても嬉しいです。
