NHKのクローズアップ現代を見ていたら、

社会インフラの老朽化がテーマでした。

 

 

2023年までには、インフラの修繕などを整えていくという

方針を出しているが、維持管理は各自治体に託されているとのこと。

国の管轄のインフラはおおよそ7割くらいまで進んでいるが、

各自治体管轄のインフラは、3割強にとどまっているとのこと。

 

また、建設工事の全体としても、新しいものを作る工事が

7割で、維持修繕工事は3割というのが現状だという話でした。

 

戦後の高度経済成長に伴って、いろいろなインフラ設備が

整えられて、私たちは生活の利便性の恩恵を受けています。

 

ただ今後、老朽化とどう向き合っていくか、インフラの維持管理も

コスト面などとも相談しながら、そして取捨選択しながら

行っていくことが求められてくる、という内容でした。

 

番組を見て、私は、マンションのことに想いが向かいました。

 

番組のテーマでのインフラは、いわゆる公共のインフラ(道路とか

橋とか水道管など)を前提としているとは感じましたが、公共の

インフラと同じくらい私たちにとって大切な「住まいのインフラ」にも

この視点は必要だと感じたからです。

 

築年数の古いマンションの維持管理、建て替えをするのか、

修繕しながら80年、100年利用できる状態を保つように努める

のか。これから、マンションの数だけ、様々な事例が出てきます。

 

マンションは、特に都市の中心部などでは、暮らしにかかせない、

街の一部となっています。その意味で、社会インフラだと私は

考えています。

 

だからこそ、今あるマンションを大切に使い続けられる、維持修繕

に対して、より目が向けられていく必要があると思うのです。

 

ただ、先ほどの工事の割合にも表れていますが、マンションに関しても、

タワーマンションなどに代表される、新築のマンションの建設の方が

目立っていると感じます。

 

新しいマンションができることは、新しい街の顔となり、また作って

下さる職人さんたちの雇用にもつながったりするという面では、

広い意味での社会貢献にもつながる、とも思います。

 

ただ、日本は長い目で見たときに、人口が減っていく社会だと

言われています。

 

その社会の中で、新しいマンションという住まいの箱を作り続けても

いずれ余る時代が来ることも否めないと感じます。

すでに、始まりつつあるのかもしれません。

 

そういう視点で考えると、今すでにある中古マンションの

維持管理、メンテナンスに、これからはより力をいれていく

必要がある、と私は考えています。

 

実際の所、築年数が古いマンションほど、街の中心部の

立地が良い場所にあるケースが多いです。

 

であれば、なおのこと、マンションは、街の中心にある

社会インフラとしての機能も併せ持っている訳です。

 

マンションは区分所有者同士で、総会決議を経ながら、

維持修繕などのメンテナンスなどをどうするか、

考えていくことになります。

 

マイホームとして住むにせよ、大家業として賃貸に出すにせよ、

マンションは、「快適な居住空間を提供する箱」です。

 

だからこそ、マンションを持つときには、今後の維持修繕をどうして

いくのか、中古であれば、今までにどのような維持修繕が行われて

きたのか、という部分も大切にして頂きたいと私は思います。

 

知識がなくて分からない部分は、マンション管理士などの

専門家に頼れば良いのです。

 

マンションを持ったら、私たち1人1人が、将来に向けてできることを

考えて行動すること、例えば、年に一度の総会には、参加なり議決権は

行使して、所有者の1人である権利を行使すること。

 

小さな一歩からでも良いので、できることから行動することこそが、

大切だと私は考えています。

 

大切な社会インフラの1つであるマンションに無関心で、放置され

スラムのようなマンションを増やさないためにも、投資という単純な

視点だけでなく、「住まいを提供している」という意識も忘れずに

いて頂きたいと私は考えます。

 

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