米5キロを、先月ダイエー(イオン傘下であるが、ダイエーというスーパーはかなり店舗数を減じているだろうが、まだ存続している。)で買ったのはいいが、放置したままである。

炊事派宣言をしていたにも関わらず、どうも面倒が先にたち、「中食」(チルドなどほぼ出来合いをテイクアウトし、温めたり火を通したりするだけの食事をいう。)にいそしんでいる。かろうじて「外食」しない、と踏ん張っているところが如何にも可笑しいではないか。

去年まではどういう食生活を送っていたといえば、暖かい間は焼きそばを、寒くなればラーメンを、という極めて単純な献立(?)。それはそれで決して嫌いではなかったのだが、さすがに飽きてしまった。「人類は麺類」という日清食品のスローガンには敬服するものの、ステレオタイプの食生活は、モット若ければそれなりにやっていけたのだろうが、年齢的に限りある未来があることを知ってしまうと、意地汚いが、焼きそばとラーメン以外にも食指を伸ばしたくなるものなのだ。

なので、土鍋で炊飯を始めていたのだが、毎回毎回洗浄をしていると、満たされないものを覚えたのである。自分が求めていたのは、こういうちまちました食生活にあらず、と。
食欲の秋だというのに、これでは尚更とても面白くない。

ホットプレートを導入したのも違う形を求めていたのだろう。お蔭様で、一週間毎日お好み焼きを貫徹し、それはそれで面白かったが、ワンパターンはいずれ頓挫する。今年はとりわけ気温が高い日々が続くため、鍋料理には早計だという判断もあり、焼きそばとラーメンを一旦凍結したものの、残された選択肢が「中食」だったというわけだ。

B級グルメを追求するほどには、残念ながら僕は起用でもなければ美食家でもない。いや、ほんとに食の求道家であれば、迷いもなかったであろう。

だがしかし(駄菓子菓子)、である。原点に戻るには、ちゃんと精米は用意されているのである。ならば、ことは単純明快に運ぶにしかり。ご飯を炊き、おにぎりでも作ればいいのだ。幸い、佃煮や漬物はあるところか調達してきたばかりだ。
無論、無論、無論、握り飯ではバランスを欠くので、肉・魚・野菜も怠りなく。おにぎりに飽きたらサンドイッチでもつくってやろう。
おにぎりが簡単に作れる道具も、百金ショップならあるかもしれない。