では、長谷寺の目と鼻の先に在る法起院へ向かいます。
(長谷寺の記事同様、曇天の写真は昨年のものです。て言うか、與喜天満神社以外は昨年ですすんません。)
 
 
 
 
 
 
 
法起院
■西国三十三所番外札所
■長谷寺塔頭寺院・開山堂
■本尊 徳道上人
 
徳道上人は、長谷寺の本尊である十一面観音像を造り、初瀬山の東の丘(現在の本堂が在る場所)に祀ったとされています。
 
本尊が観音様ではないのに西国三十三所観音霊場番外に選ばれているのは、上人が三十三所巡りの祖といわれているからですね(史実ではないとも言われております)。
 
 
 
山門
 
 
わらべ地蔵
 
 
道標
「右 伊勢道」
 
 
「往來安全」
「町内安全」
 
 
布袋さん
 
 
弘法大師
馬頭観世音
 
 
庚申堂(青面金剛)
 
 
…で、肝心な本堂(開山堂)、徳道上人御霊廟、上人沓脱ぎ石などは写真撮らず…
 
アホなのか、俺は 😅
 
いや、別に写真を撮りに来てるワケじゃないので、いいんです(と自分に言い聞かせる)
長谷寺のは撮ったクセにね〜
 
 
いただいた御朱印で勘弁
 
 
 
西国三十三所観音霊場納経帳へ
 
 
通常の御朱印帳に
朱印ど真ん中がスパークしてます。
キィ〜!
 
 
え〜っと、木版画の御朱印だったかなぁ
 
 
そんなこんなで参拝終了
非常にこじんまりとした境内でしたが、参拝者がひっきりなしに訪れておりました。
長谷寺と併せて参拝なさる方が多いでしょうから、それも頷けますね。
 
 
 
 
長谷寺の真ん前にあった石碑
「笠山荒神道 従是…」
載せるの忘れてました
 
 
磐座「泊瀬石(とませいし)」
 
 
そこに顔出し看板が有るから顔を出すのです
いや、出してへんやん
 
 
道標
右 いせミち
 
 
伊勢辻󠄀
石工(石は点有り)櫻井与助
 
 
店側
読めん
(「右 くわ音/左 なら大坂道」だそう)
 
 
電柱側
見えん
(「左 いせミち」だそう)
 
 
ね、猫ちゃーん!😻
 
 
さて、法起院での写真の少なさを一応フォローできたところで(できたのか?)、お次は、日本最古の天神信仰である與喜天満神社へ向かいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
與喜天満神社
■長谷寺鎮守聖廟
 
主祭神は言わずもがな菅原道真公です。
 
 
 
鉄壁のガード
天神道 from 参道入口
 
 
いざ
 
 
登ります
 
 
「満」が異体字の「滿」
 
 
もっさもさ
 
 
男女石
撫でればよいらしい
 
すぐ横に社務所があり、御朱印を受付しておりましたが、クモの巣の結界が行く手を阻んでおりましたし、そもそも参拝が先なので、一旦スルーします。
 
 
鳥居に到着⛩️
 
 
ミニ道標
ひだり いせミち
 
この界隈、伊勢と刻まれた道標が多いのは、長谷寺が伊勢街道の沿道にあり、伊勢詣の中継地点であったからですね。
 
 
道標横の祠
界隈の仏様が集められたのでしょうかね
 
 
上森甼
「甼」は「町」の異体字
松→枩
峰→峯
とかと同じパターンですね
 
 
端山門人中
長谷寺にもありましたね〜
 
 
更に上へ
 
 
参道中腹左手に與喜寺跡
神宮寺とか塔頭寺院とかだったのかしら?
 
 
ご丁寧にベンチ、灰皿まで
 
 
良き雰囲気
 
 
夫婦杉
暑い…💧💧💧
右手に磐座があり、その先に摂社の八王子社がございます。
 
 
そして
 
 
 
 
 
到着!
 
振り返る
怖い〜
 
 
 
水の動きがなかったので、手水舎の無駄動画はございません。
でも、長谷寺本堂大改修時に徳川家光より寄進されたものなので、写真くらいは撮っておけばよかったかなぁ
暑すぎてうわぁ〜ってなってたので撮らずじまい🥵
 
うわぁ〜ってなんやねん
 
無駄って言うな
 
 
 
本殿
瑞垣内向かって右手に滝蔵三社権現、左手に白太夫社、櫻葉社がございます。
 
 
狛ぁぁぁ〜〜〜………
 
 
犬っ!
二体共、顔苔生してますね〜
 
 
 
■磐座「鵝形石(がぎょういし)」
斎神 天照大御神
鉄壁のガード
 
與喜山は古代は泊瀬山と呼ばれ、大和の国に最初に太陽が昇る聖なる山であったので、天照大御神が天上から初めてこの世に降臨された聖地と伝わります。
 
更に、この地は地理的にも伊勢神宮信仰の出発点らしく、元伊勢「伊豆加志本宮」も同地であるとも伝わります。
 
すごいやん!
 
 
千度まいり石
 
 
 
■磐座「「沓形石(くつがたいし)」「掌石(たなごころいし)」
真正面に見えているのが前者で、その右上の、石垣と同化しているっぽいのが後者です。
それぞれ斎神は「天児屋根命(あめのこやねのみこと)」「太玉命(ふとたまのみこと)」で、最初の鵝形石含めた三体の磐座は、古事記に記された「天の岩戸」を再現しているのだとか。
 
 
 
ひだり くあんをん(観音)
「あ」はカタカナかな?
「みち」を「ミち」にしたりするよね〜
 
 
御朱印いただきました
 
本殿向かいの拝殿の一角が社務所っぽくなっており、そちらに宮司さんがおられました。
用事のない場合は下の社務所におられるのですかね〜でも下のは入り辛かった😅
 
あと、こちらの拝殿、崖沿いに建てられておりますので、本来の拝殿としての体を成しておりません。
奈良県下の神社ではしばしば見られる配置らしいですね。
 
 
 
 
 
以上、法起院〜與喜天満神社参拝でございました