お寺の人が全員居なくなって参拝者も全然来なくって暑いし退屈だしで日陰で寝てる時に待望の参拝者が来たのでくぅ〜〜んくぅ〜〜んって鳴いて誘ってはみたものの何かちょっと怪しいヤツやなって動物の勘が働いて「あ、やっぱりこっち来んな来たら激しく噛むからの」って顔している犬がこちらです。


と言うワケで、③始まります。




鳥居の内側に




大小様々な神様が祀られております。
点在していた地域の神々をひと所に集めたのでしょうか。

判読できた神名?としては

お玉大神
玉市大神
お初大神
長光大神
白長龍
常吉大神
神妙河元の姫
神妙秋□□
熊鷹大神
熊丸大明神
神妙阪光定
秋葉明神
豊春大明神
豊光?大明神
一九?丸?大神
鳥玉大神
末吉大神
白狐大神
白光大神
權太夫大神
荒熊大神
荒市大神
三吉大神
竹光大神
平六大神
最上大神
白玉大神
お多福大神
末丸大神


②の観音寺境内にもおられましたが、こういう民間信仰?の神様は無数にお祀りされているのでしょうね。


そして、道路を挟んだ向かいの少し奥まった場所には




不動明王像


観音寺と書かれてますね


向かいには、花がお供えされているので先ほどの様な神様でしょうか?
しかし、何かが刻まれているのかすらわかりませんでした。


そしてこの後、最大斜度26度で、更にヘアピンカーブという、暗峠イチの難所がとうとう姿を現します。












ストリートビューかーい!!


違うねん!車停められへんねんて!
原付手前で停めて歩いて写真撮りに行ってる人もおったけどな、四輪はな、遠いねん!暑いねん!しんどいねん!



ごめんなさい



ま、まあ、写真1枚目が登りで、2枚目が下りです。
下りの方が若干伝わりますかね?
最大斜度は多分イン側かと思われます。

しかし、タイヤのスリップ痕がね…
…あれ?わかりにくいっすね?



こんな感じ
恐らく下りのブレーキ痕でしょうね。
以前年式古めの四輪で下った時、エンジンブレーキも歯が立たず、ブレーキベタ踏みでも効かなくなり、最終的にサイドブレーキを引いた事がありました。
この場所に限らずなんですが、特にこちらを行き交う四輪車の大半が、何かしら焼け焦げた臭いを発している事が、このカーブの険しさを物語っていますね。


この先、ちょっと勾配もなだらかになり、木々が日光を遮って涼しくなった場所に


弘法の水

マグネシウムやカルシウム分の多い硬水だそうです。

前の木はカットされていますね。

生水は飲んじゃあイカンよ!
「第二阪奈道路」のトンネル工事で水量が減り、水質が悪化したらしいよ!


中の木は突き抜けさせますね
えこひいきですね


推しの弘法大師さま


推しとか言うな







ワシらは説明すらなしかい!


いえいえいえ、貴方様は鎌倉時代中期弘安7年(1284)に作られた卒塔婆様なので特別っすよ〜身長も181cmと長身ですし〜帽子と前掛けもばりしぶですや〜ん

えこひいきですね


まあ、バチ当たりな軽口はこれくらいにして

いよいよ峠間近





矢田山出迎地蔵尊


万延元年(1860)の道標と文政十年代のおかげ燈籠




群れるのがキライな燈籠
太神宮?










峠に到着!


着いたら着いたでトラップ発動!
江戸時代に郡山藩により敷設された石畳がバイクの行く手を阻みます

…ってほどでもないんすけどね。
でも、自転車や、カブの様な細いタイヤのバイクは押して通るのが無難。



日本の道百選に選ばれています
前通った時は前掛けなかったな〜多分


右手は、峠の茶屋「すえひろ」

連休だったのでお客さんで賑わっておりました。

入れ食いです 言い方

駐車場もあるので、ドライバーでも立ち寄れます。

奥のガードレールの先、海に見えますね〜


峠道に点在する、たまごの無人販売
ちゃんとお金入れなはれや!

そのすぐ横が

大阪府と奈良県の県境

写っていない側は、大阪府東大阪市の標識




県境の道標


そして、すえひろの少し先で、街道を跨ぐ道路が


信貴生駒スカイライン

看板メインで撮ってしまった
右に写る道路がそうです



さてここから、大阪側からのヒルクライムに比べれば遥かに勾配が緩やかな奈良側へのダウンヒルの始まりですって頭文字Dみたいに言うなや。
生駒山地がそういう形状になってます。
傾動地塊(けいどうちかい)って言うんですって。しらんけど。






























最終章につづきます

うそやろ〜