2ヶ月程前の話ですが、京都府南丹市美山町北に在る「かやぶきの里」へ行ってまいりました。

 

 

 

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先ずは道の駅「美山ふれあい広場」へ。

 

 

 ん~…広いけど、あまり楽しくはない感じ…
 
 

 バイカー多し。

 

 

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 ソフトクリームが人気でした。
 
 

 牛のバイクに跨るポリスマンの顔&手出し看板(具だくさん)
そこに顔出し看板があるから顔を出すのです。
 
出してないけどもー!
 
 
旧美山町(北桑田郡美山町。現・南丹市美山町)のマンホール。
中央に旧美山町の「み」をデザインした町章、その周りをアユが泳ぎます。
 
 

買うよね~
因みに缶バッジの販売はございません。
 
 

押すよね~
 
そして、茅葺の里へ。
 
 
 
 

 右手に見える建物は、お食事処きたむら。手前の駐車場に車を停め、道路の先に在る茅葺家屋群へ。

 

 

 

お食事処前に広がるそば畑。
なかなか個性的なスメルです(^_^;
 
 
 

 

 

 

■重要伝統的建造物群保存地区「茅葺の里」

■面積 127.5ヘクタール

■国選定年月日 平成5年12月8日

 

集落の50戸ほどの内、38戸が茅葺き屋根で、その約4割が江戸時代に建築されたものです。

この伝統的な様式は、茅葺屋根で入母屋造、周囲に下屋を巡らし、棟をほぼ東西に揃えており(川の流れの方向)、棟飾りの千木や破風の意匠にも特徴があります。

この他に、伝統的な様式を持つ納屋、土蔵、社寺建築と屋敷構えの重要な要素となる石垣、石造物等を伝統的建造物又は環境物件として保存を図っています。(案内板より抜粋)

 

 

日本昔話チックな道具たち。

 
 

アユのオトリ店。

 

 

家紋、気になる~

 

全然詳しくないですが、持っている二冊の関連本とインターネットで調べてみました。

 

先ずは、日本三大家紋のひとつ

 

 

「片喰紋(かたばみもん)」二種。

かたばみの葉は繁殖力が旺盛で、子孫繁栄を祈って多くの家で家紋として使われています。

武家でも新田・長宗我部・宇喜多・肥田・平尾氏など、多用されています。

 

 

こちらは

 

 

「石持ち地抜き片喰」
 
 
 

こちらは
 

「細片喰」タイプだと思われますが、写真は太い円で囲われているので、「丸に細片喰」とでも言うのでしょうかね?

残念ながら判明しませんでした。

 

 

次に、同じく日本十大家紋のひとつである

 

 

 

「橘紋(たちばなもん)」二種。

からたちの花の事で、橘氏一族と、井伊直弼でおなじみの井伊一族(藤原氏系)の家紋です。

 

 

こちらは

 

 

円の四方に切れ目があるものの、「丸に菊座橘」
 

 

こちらは、シルエット的に
 
 
「石持ち地抜き橘」かしら。
 
 
 続いて
「文字紋」の一種。
文字なので当然種類も多く、ほとんどは縁起を担いでいます。
「水」文字紋は、清和源氏義光流の青柳氏、源氏支流の田中氏などの家紋として残っています。
 
 
こちらは、「団扇・軍扇紋」の一種でしょうか。
 
 
 これは、「扇紋」の
 
 
コレでしょうか?
角度やら細かい部分が微妙に違うので、自信はないですが…
 
 
これは、「目結い紋(めゆいもん)」
染め模様の鹿の子絞りを図案化したもので、近江源氏の代表紋。
この紋を使っている家の多くは、滋賀県出身の佐々木氏一族にあたります。
 
その紋の
 
「石持ち地抜き隅立て四つ目」ではないかと。
 
 
こちらは
 
 
形状的にどちらかだと思いますが、右…でしょうか…
首、白いんすケドねぇ…
 
 
そして、最後に
 
ダブルっすか!?
 
ええ~っと…下のは
 
 
実物は中の紋様が外の円に触れてるんですが、「井筒紋(いづつもん)」のコレなんですかね。
井筒とは、井戸の地中に埋まった円筒状の部分、または石や木で囲った円形の井戸枠の事を言うらしいです。
因みに、これとよく似た
 
「井」の字のつく家系(三井系企業など)に使用者が多い「井桁紋(いげたもん)」は菱形で、前者は正方形です。見たまんまですけど。
双方共、他の紋の輪郭としてもよく使われています。
 
という事は、写真の上の家紋は、「隅立て井筒に一つ団扇」…とでも言うのでしょうか?
 
 
 
他にも有ったとは思いますが、もう、いいですよね(笑)しんどいし。
 
ので、家紋は以上です。
 
しんどい言うな。
 
 
 
 
そして、さほど広くはないこの地区には、四か所も社寺が存在します。
(鹿よけ柵のすぐ外に鎮座する諏訪神社((津本神社)を含めると五か所ですが)
 
先ずは
 
 
 
案内板にも書かれてある通り、赤色のないお稲荷さんです。
 
 
手水舎の石桶でしょうか、割れてますし、苔生してますし、既に使われておりません。
奉なんちゃらと書かれております。
 
 
 
樹齢400年だそうな。
 
 
千社札が見えますね。
 
 
お次は
 
 
鎌倉神社。
 
 
 
蚊にものすごいかまれました。
トカゲがいました。
 
 
そして、残る二か所、知井(ちい)八幡神社と普明寺ですが、時間の都合で
 
 
神社は遠巻きから。
 
お寺は写真ございません!
 
 
 
集落内を通る鯖街道に在る、古い道標。
道標って、ええよね。
 
 
以上、茅葺の里散策でした。
 
週末に訪れたので、私たちを含め、当然観光者は多めでした。
しかし、観光地化されているとは言え、実際に住人の方が生活をされております。
ですので、なるべく騒がず、邪魔をせず、近付きすぎずを心掛けました。
 
 
帰りの道中、折角なんで、寄り道のレベルではない寄り道。
 
 
 
 
閉店しがち。
 
 
通常記念きっぷ、まさかの売り切れ!
ただ、施設内でいくらか購入すると(金額は忘れました)無料でいただける特別記念きっぷはゲットできました。
 
 
色違いではなく、絵柄の違う二種以上の缶バッジが一箇所の道の駅で同時に売られているのを見たのは初めてです。
どっちかが限定って言ってましたが、ノーマルはスタンプと同じ絵柄だと思うのですが、左がそうなんですかね?聞いたけど忘れました。
 
 
押しがち。
 
因みに、スタンプの周りに不自然な線が入っているのがおわかりかと思いますが、スタンプ帳に初めてスタンピンした際、思っくそ裏うつりしてしまったショックから、別の紙に先ずスタンピンしてから、それをスタンプに沿って切り取り、シワにならないノリで貼り付けるという思いのほかメンドクサイ方法を取るようになりました。
 
もっとキレイに切り取れんものか?(笑)
 
 
そして最後に
 
 
クニアキさんに挨拶をして帰りました。
 
× アキ さん
 クニアキさん
 
 
 
 
 
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ほしたらね~
 
 
 
 
■美山茅葺の里
 
公式HP kayabukinosato.com