こちらは前記事の「出雲大神宮」とは違い、島根県の「出雲大社」より大国主命(おおくにぬしのみこと)の分霊を勧請した出雲大社大阪分祠(大阪府堺市)です。
 
南海高野線初芝駅の南西約800mの市街地に鎮座する神社で、「初芝(はつしば)さん」の名で親しまれています。
 
大阪市内に鎮座する「出雲大社大阪分院」と混同されがちですが、別神社です。
混同してたのは私なんですけども(笑)
 
分祠」と「分院」の違いがわかりませんが…
 
何げにこの数行で「出雲」って4回も言うてます。
 
 
 
だから!?
 
 
とにかく快晴!
そして、とにかく広くていちいちでっかい!!
 
いちいちって言うな。

 
由緒
 
1946年(昭和21年)愛宕大権現(あたごだいごんげん)河内分社として創建
 
1948年(昭和23年)出雲大社より大国主命の分霊拝受
 
1949年(昭和24年)出雲大社教河内教会となる
 
1956年(昭和31年)出雲大社教河内大教会となる
 
1958年(昭和33年)出雲大社大阪分祠に昇格
 
 
昇格で分祠になるんですね。
 
 
写真の参道の先に見える
拝殿
 
 
出雲大社と同じく、左→右ネジネジ
そして、でっかい。
 
 
本殿
 
 
拝殿向かって左手に神楽殿(かぐらでん・写真奥)
その対面の鳥居からの撮影。
 
■御祭神
本殿・神楽殿  大国主命 火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ) 武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)

上の由緒でも書きましたが、大阪分祠となる前から、愛宕大権現河内分社として火之迦具土神を主祭神としておりましたので、大国主神も加わって主要祭神が二柱になったという形が大阪分祠の特徴なんだとか。

 
神牛
 
 
大鳥居の直ぐ左手におられる大国主命と因幡の白兎ズ(本来は一匹です)。
 
 
祖霊社
 
■御祭神
幽冥主宰大神(かくりごとしろしめすおおかみ・大国主命の別称)

 
元祖霊社であった金剛不動明王社

■御祭神 不動明王

神仏習合っすね。

祖霊社と金剛不動明王社の二社は内部でつながっているんですって。

 


あと、写真には収めていませんが、神楽殿裏に「神和水(しんわのいずみ)」と呼ばれる、罔象女神(みつはのめのかみ・水神)を祀る御神水が湧いていて、参拝者は汲んで持ち帰っているそうです。

グーグルマップのクチコミに、「出雲大社に比べて全体的に小さい印象」と書かれておりましたが、え?これで小さいの!?出雲大社ってどんなけ巨大なんよ!!?って驚きましたよ。
分祠が本家よりでっかいってのもそうある話ではないと思うので、当然と言えば当然なんですけどね。
まあ、でかけりゃあエライってワケでもないですが。



以上、簡単ではありますが。


あ、そうそう、こちら、御朱印はございません。意外。





出雲大社 大阪分祠

所在地 大阪府堺市東区日置荘西町7丁1-1
電話