余程の用でもない限り、ど平日の夜に行く事もないキタ方面…だったのですが、ワケあって用事がポシャってしまい、そのまま帰るのもアレだったので、
「綱敷天神社 御旅社」へ
都会のど真ん中です。
日中の御旅社。
ストリートビューのやつですんません。
御祭神 菅原道眞公
延喜元年(901年)菅原道眞公が無実の罪で京都より九州の太宰府へ左遷された際、この梅田の地で紅梅を見る為、乗っていた船の艫綱(陸と船をつなぐ綱)を円座状に敷いて座ったという由縁より、「綱を敷く」という意味から「綱敷天神社」と称されたといいます。
社号標柱は御旅「所」ぽいですが、綱敷天神社の場合はタイトルでも書いた通り、御旅「社」です。
「御旅所」とは神様の別荘のようなもので、御本社の神様がご旅行(ご神幸)の際お立ち寄りになられるところの事です。
多くの御旅所の場合、その時以外神様はおられないのですが、 当神社は平安時代、嵯峨天皇をお祀りした「神野太神宮(現御本社)」と、菅原道眞公が立ち寄った梅塚(太融寺町にあった紅梅)に由来する「梅塚天満宮(現御旅所)」と二つの由来をもつ神社である為、古の定め通り御本社には嵯峨天皇と菅原道眞公を併せて祀り、御旅所には菅原道眞公のみをお祀りしています。
よって、仮設の社殿である「御旅所」ではなく、常に御祭神が鎮座する一つの神社として、また旅行の神さまとして正式には「御旅社」と呼ばれる珍しいお社です。
狛犬(都会派)
拝殿
場所柄極狭境内ですが、
撫で牛
境内末社「玉姫稲荷神社」
御祭神 玉姫稲荷大神(宇迦御魂大神)
そして、ちゃんと授与所もございます。
以上、簡単ではありますが。
近隣に境外末社「歯神社」も鎮座しているのですが…
人混みうっとい!
「綱敷天神社 御旅社」
所在地 大阪市北区茶屋町12-5
電話 06-6371-1586
駐車場 なし
公式HP tunashiki.com