小高い丘(通称御殿山)の上に鎮座する、とても雰囲気の良い神社ですって、大体神社って雰囲気ええんちゃうん(笑)
御殿山の名称は、惟喬親王(これたかしんのう・文徳天皇の第一皇子)が渚院(なぎさのいん)を別荘とされた時、この山上に休憩所を造られたのでこの様に名付けられたとか、さらには江戸初期に永井伊賀守が領地支配のため、この山に陣屋を建てたからとも言われています。
御祭神 品陀和気命(ほんだわけのみこと・八幡大神:応神天皇)
御殿山神社は、元は渚院跡の観音寺境内に設けられていた小倉の粟倉神社のお旅所でした。
江戸文政年間(1818~29年)、渚村に産土神勧請の話が起こり、お旅所に八幡大神を勧請して西粟倉神社と称しました。
明治初年の神仏分離令によって、1869年(明治2年)御殿山に社殿を造営し、翌年当地に遷宮し、御殿山神社と改称し、現在に至っています。
御祭神 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
御祭神 貴船大神(高龍神・たかおかみのかみ)