耳介画像鍼・練灸治療とは

 

 

耳介画像鍼とは、耳介を撮影し、その画像分析に基づいて鍼治療を行う、新しい鍼の方法論です。

 

耳介を使った迷走神経刺激療法は、現在欧米を中心に盛んに研究されており、その効果や仕組みが詳細にわかってきています。

 

特にアメリカでは、現代人の多くが悩まされる様々な自律神経失調症状の他に、不安やストレス、様々な依存症やうつ、トラウマ(心的外傷)に対して脳との関係から、軍医をはじめ多くの医療者が耳介鍼治療を学んで実践しています。

 

耳介画像鍼は、従来の耳介への鍼治療と比べて、耳介の状態を確認しながら、客観的に比較・分析が可能であり、再現性の高い施術が行えます。

 

また練灸治療は、練りもぐさを棒灸のように用いて、神経学的に施灸点を選択し、集中的にアプローチすることで、従来のお灸よりも深く、的確に身体へ影響を与えることを目的としています。

 

練りもぐさの扱いやすい特性を活用し、初学者でも取り組みやすく再現性の高い灸治療です。

 

耳介画像鍼と脊髄神経の練灸治療を合わせて、頭、目、鼻、耳、喉、気管支、肺、心臓、胃腸、皮膚、前立腺、子宮、膀胱、生殖器、首肩、背中腰、手足など、身体の様々な部位へ対応することが可能です。

 

耳介画像鍼・練灸治療は、当会代表の中谷哲先生が考案し、研究を重ね、先進の皮膚科学の知見と、生物的熱力学を組み合わせて誕生した、最新のオリジナル鍼灸治療法です。