佐々木です。

ポッドキャストに「本田健の人生相談~Dear Ken~」
という番組があって、毎回かかさず聴いています。

いつも興味深い話がたくさん聴けるのですが、
第155回の番組では特に「へえ」(古っ)と思った
ことがあるのでシェアします。

『人が才能と出会う5つの瞬間』というのがあって、
それは

1)わくわくしたとき
2)イライラしたとき
3)落ち込んだとき
4)悲しくなったとき
5)頭が真っ白になったとき

の5つだそうです。

1)の「わくわくしたとき」はまあ、容易に予想がつきますが、
ほかのは意外なものばかりですよね。

これだけだと「え?どゆこと?」となると思うので、
健さんが話していたことの一部をピックアップします。

例えば、2)の「イライラしたとき」

健さんがある女性とレストランに行った時
彼女は「このスープぬるくない?」とか
「もうちょっと味が…」みたいにそのお店のサービスに
いちいちイライラしていたそうです。

実は彼女は会社の事務員をしていたのですが
料理の世界に行こうかどうか迷っていたそうです。

このように、イライラした時は
実は才能が隠れている場合があるそうです。

イライラなんてネガティブな感情ですから
ふつーはあまり感じたくないものですが、
才能を見つけるという点においては役に立つんですね。

そう言えば私も20代の頃から、
あまり上手でない授業を見ると心底イライラしていました。

特に授業研修をしている時によくあったのですが、
そこはぐっとこらえて出来るだけ感情的にならないように
指導したものです。

曲がりなりにもいまだに授業でメシが食えているので
才能があるのかもしれません(笑)

3)の「落ち込んだとき」も予想外です。

人の本を読んだとき「ああ、上手に書けているな」とか
人の歌を聴いたとき「ああ、うまいな。負けたな」
と落ち込む人は、実はその優れた人と自分を比較している時点で
才能があるかもしれない、ということです。

映画や演劇を観て、
「あの女優の演技は素晴らしい。自分にはとてもできない」
と落ち込む人は演技の才能があるかもしれない。

ふつーの人が映画女優の演技を見たところで、感動はしても
落ち込みませんよね?ということだそうです。
なるほど。

4)の「悲しくなったとき」もやはりネガティブな感情。

下手なスピーチを聞いたとき、
「こんなんでお金をとるなんて、残念だな。がっかりだな」
と感じるような人にはスピーチの才能が隠れている可能性があるし、
喧嘩してる人や家族がいがみあっているのを見て涙が出る人は
平和を作る才能があるかもしれません。

そう言えば、私の息子はクラスの雰囲気が悪い時は
それをとても嘆いていますし、一方で争いごとが嫌いなので、
「平和主義者」と言って同級生にからかわれることがあるようです。

「平和主義者」がどうしてからかわれる材料になるのか
さっぱりわかりませんが、もしかしたら言葉の通り
そっち方面の才能があるのかもしれません。
(単なる親バカですが・笑)

5)の「頭が真っ白になったとき」に関しては
私自身がいまいち腑に落ちていないので
うまく説明できる自信がありません。

興味のある方は、iTunesをダウンロードしてiTunes Storeに行き、
「本田健の人生相談~Dear Ken~」
と検索してみてください。

第155回 才能を発揮できる人とそうでない人の違いは?
をクリックすれば、聴くことができます。
すべて無料で出来ますのでご安心ください。

では、今日はこの辺で。