ムーチョです、

本日も、この時期に受験生に伝えておきたいことを書きます。

5.しつこい男は嫌われるが、しつこい受験生は合格する

「しつこい」という言葉にネガティブなイメージを持っていると、こと受験に関してはうまくいきません。

わからないことは、わかるまで「しつこく」調べる.。
先生が近くいれば、わかるまで「しつこく」聞く。

もう、先生が嫌な顔をするくらい(笑)
遠慮してると、結局は自分のためになりません。

あっさり、さわやか系のイメージに行きたい、嫌われたくない、という気持ちはよーくわかりますが、本当にわかるようになるには、しつこいくらいでちょうどいいと思います。

中学時代、普段は大人しくてなかなか質問のできなかったムーチョも、勇気を振り絞って職員室にいる先生に質問しに行ったことがあります。

先生は、ご自分のノートを使ってスラスラとペンを走らせながら、よどみなく説明してくれています。

途中、ちょっとわかりづらい箇所がありました。

今思うと、その時遠慮せずに
「ちょっとすみません、それ、どういう意味ですか?」
と、すかさず聞くべきでした。

ところが、「口をはさんだら先生に嫌われる」「こんな簡単なことがわからないような馬鹿だと思われたくない」という感情に支配され、実際は何のアクションもとれないままでした。

先生の説明は最後までよどみなく流れ、私は「わかったふり」をしてうなずきながらそれを聞きつづけるしかありませんでした。

そして作り笑いを浮かべて遠慮がちに「ありがとうございました」と言い、職員室をあとにしました。

これじゃあ、質問しにいった意味、ないですよね?

中学生ムーチョの二の舞を踏まないためには、「しつこい」と思われることを恐れない勇気を持つのが大切です。

それに、本当にいい先生であればそれだけ熱心に聞いてくる生徒を心から嫌がるはずはありません。
もし嫌がるようようだったら、たいした先生ではないので、どっちにしろ気に病む必要はないのです。

復習のしかたも、あっさり系で行くことは完全にあきらめてください。
カッコつけて、余裕をぶっこいたやり方でうまくいくなら、世の中のチャラ男はみんな大成功です。

泥臭く、ねちねちと、繰り返し繰り返し、チェックしてください。
しつこさに比例して、記憶が強化されていきます。

ぜひとも、常に心に留めておいてください。