ムーチョれす。
昨日の記事の続きです。
昨日の記事の続きです。
「決めたこともできないダメなやつ」に代表されるネガティブな考えは、どうして生まれてしまうのか?
それは、「何もしないから」です。
「ん?なんか、当たり前のような…」
という感想を持った方も少なくないはず。
でも、意外とこれ、深い話なんです。
認知的不協和という言葉を知っていますか?。
という感想を持った方も少なくないはず。
でも、意外とこれ、深い話なんです。
認知的不協和という言葉を知っていますか?。
ウィキペディアには次のように記述されています。
人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。
アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。
人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。
有名な例として、イソップ物語のキツネとすっぱい葡萄の逸話が知られる。
「キツネとすっぱいぶどう」のお話はご存知ですか?
キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。
食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、
食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、
「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」
と捨て台詞を残して去る。
というお話です。(けっこう有名なので、要チェック!)
「ぶどうがとれない」という状態と「ぶどうが食べたい」という思考が認知的不協和を起こしているのです。
なので、これを解消するためキツネは「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう」と、思考のほうを現実の状態に合わせるわけです。
勉強が始められない受験生も同じ。
「受験勉強を始めない」という状態と「受験勉強を始めなくちゃ」という思考が認知的不協和を起こしているのです。
だから、「受験勉強を始めなくちゃ」という思考を変更すべく、いろいろな言い訳だの弁解だのがどんどんどんどん生まれてきてしまうのです。
「決めたこともできないダメなやつ」という考えは、自分に対する言い訳だったのです。
「ダメな奴なんだから、しょうがない」と考えれば、矛盾はなくなり、不協和はたしかに解消されまずよね?
自分の状態を冷静に見つめられれば、きっとこのからくりに気づくはずです。
さらに次回につづく!