お久しぶりのムーチョです。


テストが返ってくる。


うわあ。ひどい結果!
だいたい予想はしていたが、その予想すらさらに上回るひどい点数!


二度と見たくない!


二度と見れないように、ぐしゃぐしゃにしてやれ!!


こんなこと、私だってありましたですよ。
今ではエラそうに勉強の仕方とかを教えていますが、こんな経験、山ほどしてます。


ああ。
特に数学、化学、物理~。


理系科目、苦手なんですぅ。


というわけで、今日はテストの話をします。


テストテストと大騒ぎしながら、テストの意味を忘れてしまっている人をけっこう見かけます。(自分自身も含む)


テストというのは、もともと「試すもの」という意味ですよね?


エジソンが電球を発明するまでに何度もやったのも、テストです。


彼が電球のフィラメントの材料を見つけ出すまでに、木綿糸から友人のヒゲまで、およそ6000種類もの材料を試したそうですが、これはまさしくテストテストの連続。


「テストの意味が違うじゃん」というツッコミが入りそうですが、本当にそうでしょうか?


学校のテストだって、「現在の学力を試すもの」という以上の意味はありません。


ですから、テスト本来の意味を考えると、「テスト対策」って、おかしいんですよね。


学力がどのくらいか「試す」ためのものなのですから、それに対して「対策」をするのは、実は本末転倒なのです。


職業柄、テストがあるたびに「テスト対策」を生徒にやらせている私が言う資格はないのかもしれません。


でも、自戒の念も込めて、そう思うわけです。


あえてこんなことを言うのは、「テストを絶対視しないでほしい」からでもありますし、


「いっときのテスト結果に一喜一憂しないでほしい」からでもあります。(つづく)