ども。ムーチョです。
受験生ともなると、長い時間勉強する必要が出てきます。
中身がともなっていない状態でだらだらと長時間やっても意味がありませんが、かと言って、「超効率的にやってるから短時間でも大丈夫」なんてことは、現実的に言ってあり得ません。
受験の世界というものは、そんなに甘いものではないですからね。
そこで、今日から何回かに分けて「長時間勉強のコツ」についてお話します。
いっぺんには身につかないかもしれませんが、今の時期からトライして少しずつ自分のものにしていってください。
これが習慣化できてしまえば、他の受験生にかなり差をつけることができます。
第1日目のテーマは、「勉強のリズムを作る」です。
リズムを作って、うまく自分を乗せられると、信じられないほど勉強がはかどります。
リズムを作るためのヒントを2つほど挙げます。
1.規則正しく休憩をとる
これはすでに何度かお話していることですが、いくら調子がよくても、長時間休憩なしに勉強し続けるのは、非効率的です。
自覚症状がなくても、集中力は確実に下がっています。
おすすめの休憩の取り方は2パターン。
①30分勉強・5分休憩・30分勉強・5分休憩…の繰り返し
②50分勉強・10分休憩・50分勉強・10分休憩…の繰り返し
キッチンタイマーをセットして、ピピッと鳴ったら休憩、また次にピピッと鳴ったら勉強、みたいにやってください。
2.集中・作業・集中・作業…を繰り返す
勉強には、集中力がかなり必要なものと、それほど集中していなくてもできる、作業的なものの2種類があります。
数学の難問を解く、とか、国語や英語の長文読解を解く、などは、集中系に入り、
ノートをまとめる、とか、単語カードを作る、とか、書き取りの宿題をやる、などは作業系に入ります。
これらを交互にやると、リズムがついて、長時間勉強が苦にならなくなります。
「作業系の勉強は、本当の勉強ではない」という人もいて、私も異論はありませんが、かと言って、まったくやらなくてもいいかというと、そんなことはありません。
ノートやカードを作ったり、書き取りの時間がまったくの無駄とは、言えませんよね?
ただ、集中力はそれほど必要ないのは確かなので、ぐぐっと頭を使う勉強をしたあとに、この作業系の勉強をすれば、疲れがたまりにくくなるのです。
このことを意識しないで、集中力や思考力が必要な勉強を立て続けにやってしまうと、エネルギーがあっという間に消費され、「うー、疲れた。もうこれ以上やったら死ぬぅ」ということになります。
集中・作業・集中・作業…を繰り返すと、勉強しながら休憩できるので、パワーダウンを最小限に食い止めることができるわけです。
勉強のスケジュールを立てる段階で、ぜひ意識しておいてください。
では、今日はこの辺で。
つづきをお楽しみに。