こんばんは、ムーチョです。
春休みの勉強法について、補足します。
前回のは、英語と数学が中心だったので、それ以外の教科について、触れてみたいと思います。
あ。
ただ、優先順位としては、やはり英語と数学が先なので、あくまでもこの2教科に不安が少ない人向けの話になります。
理科と社会は、基本的に積み重ね要素が少ない教科なので、定期テストに照準を合わせるのであれば、復習よりも予習のほうが有効です。
例えば、2年の最後に習った「天気」を復習しよう!
というのは、入試対策としてはもちろんありですが、次の定期テストでは「化合と分解」などの全く違う分野が出る可能性のほうが大きいので、実はピントはずれということになってしまいます。
「でも、やっぱり、復習のほうが大事でしょ?」という意見もあると思いますが、とにかく短い春休み。有効に使いたいものです。入試対策としての復習は、夏休みにやっても遅くはありません。
ただ、理科では復習が全く必要でないのか、というと、そういうわけではなく、特に新中3の人で、化学分野が苦手な人は、ぜひ復習してください。
特に化学式や化学反応式は、おそらく苦手な人が多いと思います。カードやノートにまとめて、しっかり覚えなおしてしまいましょう。
もちろん、理由があります。
中3になると、 「イオン」という化学分野を習いますが、この分野は、前提として、化学式や化学反応式がわかっていないと、いきなり「わけわからん!」という状態になる可能性が高いからです。
化学分野は特に女の子に苦手な人が多いようです。ますます嫌いにならないうちに、今のうちに化学式だけでも覚えちゃってください。
次に社会です。
社会も基本的に予習をおすすめします。
教科書がすでにあれば教科書を読み進めておきましょう。
教科書だけではどうもやる気が出ない、という場合は、特に歴史は、漫画やDVDなど、いろんなメディアのものが出回っているので、興味付けのために見てみるのもいいでしょう。
NHKの大河ドラマがレンタルショップにあるはずなので、面白そうなのを借りてくるのもおすすめです。
私自身、歴史はあまり得意なほうではありませんが、大河ドラマで見たものは、かなり暗記に役立っています。
残るは、国語。
特に国語が苦手、それも読解問題が苦手という人は、文章を写す、という作業がおすすめです。
教科書や入試問題の文章でもいいですし、有名どころで言えば、朝日新聞の天声人語ですね。
これは意外とやっている人が少ないと思いますが、語彙力や表現力をつけるのにかなり有効です。
あと、もちろん漢字が苦手な人は、漢字の覚え直しをするのもいいでしょう。
ただ書いて終わり、ではなく、こちらのような暗記シート を使って、必ず自分でテストしましょう。
以上です。
明日から私の塾も春期講習です。
講師も生徒もガシガシ頑張ってもらおうかな、と。