ども。ムーチョこと佐々木敬一です。


昨日、近所の床屋に行きました。


床屋でクシャミが出るとけっこう大変ですね。


ほら、あの、名前はなんていうのかわかりませんが、でっかいマントみたいの被せられるじゃないですか。

手が出せないから、口や鼻を覆うこともできない。


昨日は、ちょうど理容師さんがそばを離れたとき、クシャン!とやってしまい、マントにちょっと汁がついてしまいました。

「あ~、これはダサいぞ」と思い、仕方なく強引に手を出して拭おうとしたとき、理容師さんが戻ってきてしまいました。


ちょうと私の顎の真下あたりなので、理容師さんからは死角にあたり、おそらくバレていません。


「どうしよう?」と、思案していると、彼は目の前の、髪洗い用の洗面台の蛇口からお湯を出し始めました。


その時、ムーチョの頭に、ひらめいたのは、

「よし。頭を洗った時に、うまい具合に水がかかるようにして、鼻汁だか水だかわからない状態にしてしまえ!」

というアイデアです。


ナイス・アイデア!

と密かにほくそ笑み、すかさず身を乗り出したところ、理容師さんの手のひらが私の顔の行く手を阻みました。


声には出さずとも、「いや。ダメダメ。違う違う」という感じで。

別に頭を洗うのではなく、彼が手を洗うためにお湯を出しただけなのでした。


それに、よく考えたら、頭はさっき洗ったのでした(苦笑)


結局、マントはいつの間にか剥がされ、鼻汁の行方は不明なまま。


…という話を風呂場で息子のコムーチョ(小4)にしたところ、


「僕なんてねえ、鼻水たれてきたから鼻で思いっきり吸ったの。そしたら、お店の人がタオルで顔を拭いてくれたときにその鼻水がずるるるるるるって出てきちゃった(笑)」


ということでした。


ああ、ダサい親子…。