ムーチョっす。


学校の授業で、よく見られる光景。


先生が授業を始めます。

淡々と授業が進んでいきます。


生徒たちの一部から、ちょっとしたざわめきが発生します。

そのざわめきは、だんだん大きくなり、ついにそれが頂点に達した時、クラスの中で目立つタイプベスト3に入る生徒の一人が言います。


「先生。それ、この前やった」

要するに、前回やったことを忘れて、全く同じ授業をしてしまったんですね。

それで、生徒たちがざわついていたわけです。


先生は、「おお。そうかそうか。すまんすまん」と照れ笑いしながら、板書を消し授業をやり直す。


この時なぜか、生徒たちは勝ち誇った笑顔。あるいは、嘲笑気味の爆笑。


私が小学生の時から、授業中によく見られた光景です。

おそらく、今でもあるのではないでしょうか。


でも、気をつけてください。

この時、生徒たちの心に知らず知らずのうちに芽生えてしまう悪習慣に…。

(つづく)