ムーチョであります。
お住まいの地域によって多少の違いはありますが、高校受験もそろそろ佳境に入りつつあると思います。
そこで今回は、入試直前の勉強法について書きます。
●力を入れるべき科目・分野
入試直前1週間を切ったら、もう新しい問題にはあまり手をつけないほうが得策です。
今までやった過去問、模試、予想問題集などの復習に徹するのがいいでしょう。
科目や分野で言うと、暗記ものに力を入れるのが鉄則です。
社会を筆頭に、理科の暗記事項、英語の単語問題などです。
ギリギリまで、1点でも多くとる、という意識でいれば、結果は違ってきます。
実際、1点の違いで合否が決まる場合はザラにあるのですから。
●計算ミスへの対処法
あとは、数学はもちろん、理科や社会(特に地理)にも計算問題が出ますが、うっかり間違い(ケアレスミス)が多くありませんか?
難しい問題で落としても、ケアレスミスで落としても、失点は失点です。
逆に、ケアレスミスを最小限に食い止められれば、そのぶん得点アップにつながります。
今までやった過去問や模試の答案を取り出し、自分のうっかり間違いを分析しましょう。
ノートにまとめておいて、入試当日のギリギリまで見直すといいです。
プラス・マイナスなど符号の間違い、単位の換算ミスなど、自分の間違いのパターンを知っておくことは、とても重要です。
この知識は、本番で見直しをするときに力を発揮します。
目的もなく、漠然と見直しているだけでは、間違いはなかなか発見できません。
自分が書いたものは、無意識に「間違っているはずはない」という気持ちが働いてしまうからです。
でも、自分の間違いのパターンを記憶しておけば、見直すべきポイントがはっきりします。圧倒的に、間違い発見率が高まるのです。
P.S.
昨年のこの時期に書いた、こちらの記事も参考にしてください。