ムーチョでございますチョでございますいますますます…(エコーかけてみました・笑)

受験生には、今まで、過去問LOVE などと言って、過去問を徹底的に研究することの重要性を語って来ましたが、ひとつ勘違いしないでいただきたいことがあります。


どんなに過去問が大事だからと言って、

過去問にない傾向の問題は絶対に出ない、と言っているわけではない、

ということです。


まあ、冷静に考えれば当然のことなのですが、本番前には意識的にこのことを頭の片隅に置いておいてほしいのです。


今まで懸命に過去問研究をしてきた人こそ、特にそうしてください。

でないと、突然、傾向の違う問題が出たとときにパニックになる可能性があります。


どんなに過去問を研究して、完璧に傾向をつかんだって、突然傾向が変わることはあるのだ、ということです。


全科目のすべての分野の傾向が一斉に変わる、ということはまずありませんが、科目によっては今まで出ていなかったタイプの問題が突然出る、ということはしょっちゅうあります。

まあ、これも過去問を10年分くらい丁寧に研究すれば、実例を発見することは簡単ですが…。


もし、本番で、今まで見なかったタイプの問題が出たら、あわてず騒がず(試験中に騒げるはずもありませんが)、一呼吸置いて、

「条件は、みんな同じ」と、自分に言い聞かせてください。



新しい傾向の問題について、あなただけが知らされていないのではありません。

「えーっ?何これ?聞いてないよ~」と、心の中で叫んでいるのは、あなただけではない、ということです。


だったら、落ち着いて取り組んだ者勝ちなのです。

傾向が違うと感情的にはビビりますが、落ち着いて解けば、実はたいして難しくない、ということもよくありますし、逆に誰もが解けないほど難しければ、そこでは差がつかないので気にする必要なしです。


新傾向、深呼吸で乗り切ろう!


なんとなくゴロのいい標語が思いついたので、心に留めておいてくださいね。