ムーチョです。
冬期講習が終わり、休みがちだったこのブログも、ぼちぼち再開できそうです。
受験シーズンたけなわということで、大学入試センター試験はもうじき始まりますし、高校入試も間近に迫っています。
ということで、ちょっとしたアドバイスを。
入試に限らず、試験というものは時間との勝負です。
「何を今さら」「わかってらい」と思う人もいるでしょうが、これは、どんなに意識しても、意識しすぎということはありません。
決められた制限時間内に解く。
この約束事を免除される人はいません。
あとになって、「ああ、本当はわかっていたのに」と泣き叫んでも、意味が無いのです。
過去問や予想問題を解く時、ちゃんと時間を計って、制限時間内にやっていますか?
もし、時間を計らず、てきとーにダラダラとやっている人がいたら、今すぐ改めましょう。
で、ちゃんと時間を計っている人にお聞きします。
どうですか?時間、足りてます?
最後に見直す時間とか、あります?
科目にもよるでしょうね。
出来れば10分、少なくとも5分は、易しめの問題だけでも見直す時間がほしいですよね?
でも、なかなかいつも終わらせるのが精一杯、あるいは、終わらないうちに時間がきてしまう、という人も多いのではないでしょうか?
冒頭でも書いたように、試験は時間との勝負ですから、これはなんとかしなければならない問題です。
今回は、2つほど打開策を書きます。
1.問題を解く順番を変えてみる
不思議なことに、「問題は、上から順に解いていかなければならない」と、かたくなに思い込んでいる人が意外にも多いんですよね~。
でも、もちろんそんなことはないし、解く順番を変えることによって、時間の残り方がだいぶ変わってきますので、ぜひ、やってみてください。
基本は、自分が得意な種類、比較的解きやすい種類の問題から手をつけていくのが、お約束です。
いきなり難しい問題から手をつけると、焦ってしまって感情が乱れ、普段なら出来るはずの問題までミスってしまうこともあるので。
この基本を押さえた上で、いろいろ試して、ベストな解き順をあらかじめ決めておくのがおすすめです。
これを戦略的解き順と言います(たった今名づけました・笑)。
戦略的解き順を実践するには、いつも強調しているように過去問の研究が不可欠だということもお忘れなく。
2.制限時間を10分短くしてみる
例えば、50分が過去問の制限時間だとしたら、日頃から40分で解くようにするのです。
「ただでさえ時間がないのに、そんな無茶な」と思うかもしれませんが、慣れてしまえばなんとかなるもんです。
「40分で解くんだ」と、先に決めてしまうことで、時間配分を見なおしたり、順番を入れ替えたり、問題の読み方を工夫したり、ということを自然にやるようになります。
お金と同じで、「今月はこれだけで生活するんだ」と決めてしまえば、なんとかできてしまうものなんです。
そして、40分で解くのが当たり前のようになってしまえば、本番は必ず10分あまるわけです。
今回は以上ですが、他にも、考えればいろいろな工夫ができるはず。
何かいいアイデアがある人は、ぜひシェアしてください。
では、また。
参考になれば幸いです。