どーも。


朝食を食べた直後にブログを書くと、横っ腹が痛くなることを先ほど発見したムーチョです。


ああ、かたはら痛し。


・・・・・・


当初そのつもりはなかったのに、すっかりシリーズものになってしまったグアムの黒人の話、今日はたぶん完結します。


「げらう」や「げらっ(ぷ)」や「れりびー」に共通する法則、見つかりました?


正解は、


tの音は、次にくる母音とくっつくと、ラリルレロの音に聞こえる(ことが多い)


ということです。


get out であれば、getの最後のtoutの「ア」の音がくっついて「ら」になるわけ。


get up も同様にgetの最後のtupの「ア」の音がくっついて「ら」


Let it be は、Lettitの「イ」の音がくっついて「り」となるわけです。


あ~、七面倒臭い!

(説明するほうも、されるほうも)


さらに、


例の 


Get out of here!


out of も、同じ理屈で「あうろ(ぶ)」と聞こえるわけです。


さらに!このフレーズ後半の


of here


なんですが、


これには別の法則が働いてまして、


hの前が子音(アイウエオ以外の音)のとき、hは発音されない(ことが多い)


という法則があります。


だから、ofの「ブ」の音とhの次の音の「イ」の音がくっついて、「び」と聞こえるわけです。

(おそらくわからない人続出・汗)


さらに、このような法則はまだまだ他にもあるのですが、キリがない上、文章だけで説明するのは限界があるので、詳細はいずれ発表する予定の勉強法DVDに譲ります。


でも、ご心配なく!


私は何も「これらの法則をすべて頭に叩きこめ」と言いたいわけではないのです。


そんなことしなくても、簡単にリスニング問題を極める方法を今からお教えします。


それは、


リスニングCDの「追い読み」をする


です。


おいおい「追い読み」って何だ?


という人もご心配なく。簡単ですから。


「追い読み」というのは、「追って読む」すなわちここでは、リスニングCDでしゃべっているガイジンさんが読んだあとに、その発音を真似して読む、ということになります。


適度な場所でCDを止めては、自分も読む、ということを繰り返すのです。


そして、その時の最大の注意点は、

「聞こえたまんまに、真似をして声に出す」

ということです。


なんなら、声のトーンや、出来るのであれば、完全に声真似しても構いません。


これが出来そうで、意外に出来ないんですが、コツとしては、


英文を見ないで読む


ことに尽きます。


たいていのリスニング教材には、解説としてスクリプト(CDで読まれている英文)が載っています。

でも、それを見ながら言うと、その英文につられて、どうしてもジャパニーズイングリッシュになってしまうんです。


Get out of here!


を思い出してください。


最初からこれを見てたら、「げらうろびあ!」とは聞こえずに「ゲット アウト オブ ヒア」と読んじゃうでしょ?

でも、それじゃ、CD聴いてる意味ないですよね。


だから、発音に慣れないうちは、しばらくスクリプトを見ないで、追い読みの練習をしてみましょう。


ちゃんと聴き取れている自信がないので、めちゃくちゃな発音になってしまうんじゃないか?

と、心配かもしれませんが、大丈夫。


カラオケでもやっているような遊び半分の気楽な気持ちで取り組んでください。

ひと月もすれば、相当聴き取れるようになっていますから。


あと、洋楽好きな人は、1曲、完全に歌えるようになるまで練習してみてください。

歌はメロディに歌詞がピッタリはまらなければならないので、発音的には一番高度です。大変ですが、発音の勉強には最適です。

ありきたりすぎて恥ずかしいのですが、私も大好きなビートルズの歌でだいぶ勉強になりました。


あと、映画好きな人は洋画を、字幕なしで何本も見ると、相当力がつくそうですよ(私はやったことありませんが)。


えー、何か言い残したことがあれば、また続きを書くかもしれませんが、とりあえずこのシリーズはここでいったん終了です。

あなたの参考になれば、幸いでございます。