ムーチョだワン(笑)
朝は雨でしたが、天気がよくなったので先ほど愛犬クッキーとお散歩をしてきました。
普段は娘がお散歩係りですが、私もこういう時はたまに行ったりします。
8月下旬に1才の誕生日を迎え、最近はすっかり散歩しやすくはなり、ちゃんと道路の左側を歩いています。
ところが、いつも1ヶ所だけ、そこを避けるように道路の右側へ迂回して歩く道路があります。
無理に左に行かせようとすると足を踏ん張って動かなくなるので、しかたなく従うのですが。
思い当たる原因は一つしかありません。
もう、8ヶ月以上前のことなのですが、一度だけ工事の車が停まっていて、ものすごい音で道路工事が行われていたことがあったのです。
その時たしかにクッキーは、かなり怯えていました。
8ヶ月以上前ですよ!
「犬の記憶力ってすごいなあ」と、思うと同時に「可哀想だなあ」とも感じました。
だって、あの道路を通るたびに、道路工事のガガガガガッという、恐ろしい音が、おそらくクッキーの頭の中に響いているんですよ!
しかも、犬の聴力は人間の数倍あると言われているので、想像以上の恐怖が散歩のたびにクッキーを襲っているんだと思います。
人間の場合でも、ものすごいショックな体験をしてしまうと、何度も記憶が蘇って苦しむ、という障害があると聞きます。
どちらの場合も非常に辛く、激しい感情が伴っている、という特徴があります。
これは極端な例ですが「感情を伴うと記憶しやすい」というのは確かなようです。
辛い場合だけでなく、楽しい感情を味わった時でも、記憶は残りやすいですよね?
なかなか覚えられない、という時の裏技として、
何かを連想して、感情を呼び起こす
という方法があります。
誰しも覚えるたびに辛く苦しい感情を呼び起こしたくはないと思うので、基本はポジティブな感情を利用します。
例えば、歴史の人物などを覚えるときに、その人物の写真を見て、
「あ、この人、◯◯に似てるなあ」
ということに気づけば、プッと笑ったことが、ちょっとした感情経験になり、淡々と暗記した時よりも圧倒的に思い出しやすくなります。
これはほんの一例ですが、「誰か(何か)に似ている」というのは、わりと見つけやすいし、笑えるので、いろいろ想像を巡らせてみてください。
「そんな不真面目な勉強でいいの?」と、思う人もいるかもしれませんが、勉強にも遊び心を導入すると楽しくなりますし、実際に思い出しやすくなりますよ。
あと、こういうふざけたやり方も取り入れたほうが、飽きが来ないので、長続きするものなんです(経験者は語る・笑)
P.S.
記憶と感情の関係については、以前こちらの記事でも書きました。