ムーチョでげす。


台風15号が来る直前の午前中に、車の免許の更新に行きました。


いつもドキドキなのは、視力検査。

例の、アルファベットのCが下向いたり、上向いたり、左向いたり、右向いたりするやつ。


「うーん、右!」

「左ですよ~」

「えーっとぉ、下かな?」

「違います」


気合いを入れないと、けっこう間違えちゃうんです。

大体いつも、最初のうちは2、3回間違えます。

で、そのうち「これはヤバイぞ」となり、気合いを入れて焦点を合わせると、なんとか見えるようになるのです。


そして、「佐々木さん、一応合格ですけどギリギリなので、メガネの着用もご検討ください」

と、今回も言われました。


でもこれ、20年以上、更新のたびに毎回言われてるんです。

いつもギリギリ。


だから逆に言うと、20年前から視力は衰えていない、と。


ですよね?ね?


いや。自分でもわかっているんです。

こういうプラス思考は、よくありませんな(笑)


・・・・・


今日は、受験生へのアドバイスを少々。


入試で得点するために最も効率的な勉強法は、過去問を中心に据えた勉強法です。


受験生諸君は、自分が受ける学校の過去問を徹底的に研究してください。


私に言わせると、たいていの受験生は過去問を軽く扱いすぎています。

せいぜい、本番前の実力試しの材料くらいにしか思っていない人が多い。

実にもったいない。


過去問を最後の仕上げとして使うのは、間違っています。

むしろ、受験勉強の入り口として過去問を使うべきなんです。


過去問には、入試に関する様々な情報が詰まっています。

実際に出た問題ばかりなんですから、当たり前ですが。


過去問を徹底的に研究することで、どの分野の、どんな種類の、どんな勉強を真っ先にすればいいかが自ずと見えてきます。

つまり、勉強の優先順位がわかってくるのです。


最も出る確率の高い、最も配点の高い分野を優先的に勉強するのが、最も効率的ですよね?

逆に、過去問を研究しないと、めったに出ることのない分野を時間をかけて勉強することにもなりかねません。


まだ過去問を研究していない人は、一刻も早くやってください。


ただ、問題を解くんじゃないですよ。

研究するんですよ!


いや。

もっと言えば、過去問を愛読してください。


いやいや。

愛読どころか、もう、愛しちゃってください。


過去問LOVE


です。


「愛する」ためには、「相手のことを知る」のが前提です。


愛する人ができたら、その人のことを知り尽くしたくなりますね?


そのくらい過去問と親しくなれれば、もう、怖いもんなし。

合格は間違いなしです。


あなたが受験するときに、

彼(あるいは彼女)はどんな質問(つまり問題)を投げかけてくるでしょう?


常にそれを考えながら、過去問と接してください。


入試に限って言えば、すべての勉強を過去問中心に組み立ててください。


問題集を買うなら、過去問と似たような形式の問題が載っているものを買います。


復習するなら、過去問で毎年出ている分野を優先的にやります。


「過去問と同じ問題が出るわけじゃないから、過去問ばっかりやっても駄目じゃね?」

という疑問を持つ人もいるかもしれません。


でも別に、過去問と同じ問題が出ることを期待しろ、というわけではないのです。


過去問から勉強の方向性や勉強の仕方を学べ、と言っているんです。

世にはいろんな勉強法がはびこっていますが、試験で得点することを目標にするのであれば、過去問に焦点を絞るのは、ちょー当たり前の話なんですよ!


とは言え、簡単ではないかもしれません。

具体的なやり方が、なかなか思いつかないかもしれません。


私なりの方法論は、あります。

ただ、その方法は、まず自分なりに過去問を研究しようとした人でないと、おそらく役に立たないと思います。


なぜなら、私が高校受験や大学受験で挫折と成功を繰り返しながら見つけ出した方法だからです。

過去問研究において、壁にぶち当たったことすらない人には、その価値がわからないだろうから、です。


ですから、まずは自分なりに、ぶつかってみてください。

ぶつかって、どうしていいかわからなくなって、気持ちがくじけそうになったら、私に相談してください。

その時には、快く私の過去問研究法を伝授いたしましょう。