はい、どうも。
塾生をイジるのが生き甲斐、
イジワル教師、ムーチョです(笑)
あくまでも「イジる」で、「いじめる」ではないので念のため。
明日の日曜日は、私の塾では「高校受験対策セミナー」と
「バーベキュー大会」を開催する予定です。
バーベキューのほうは、特に塾生限定というわけでもないので、
お近くの方で、もしよろしければ、どうぞいらっしゃってください。
老若男女問わず歓迎です(午後3:30~6:00、参加費500円)。
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今日は、のんびり屋さんのあなたでも
いやでも危機感を持ってしまう方法をお伝えします。
「そろそろテストが近いから、やらなきゃなあ」
とか思いつつもなかなか始められない人は、ぜひ実践してみてください。
計画を立ててもなかなか実行できない、という人にもおすすめの方法です。
タイトルにも書きましたが、
スケジュール以前に勝負は決まっているんです。
今回紹介する方法は、スケジュールの立て方、というよりも、
スケジュールを立てる前にするべきこと、になります。
実際に私が中学生時代にやっていた方法です。
誰かに教わったのか、自分で考えたのか、
そこははるか昔のことゆえ、定かではありませんが、
テスト前の勉強に限らず、あらゆるスケジューリングに応用の効く、一生使えるノウハウです。
なーんて言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、
本当のことなので、身につけておけば将来も必ず役に立ちます。
その上、難しいことは全然ありませんので、身につけないと損ですよ。
まずは、流れだけ。
以下の、たったの3ステップです。
【ステップ1】
科目別に、テストまでにやるべきことを書き出す。
【ステップ2】
テストまでの総勉強時間数を計算する。
【ステップ3】
【ステップ1】を見ながら、【ステップ2】で出した時間を科目別に割りふる。
では、各ステップの解説を。
【ステップ1】
科目別に、テストまでにやるべきことを書き出す。
学校に提出するワークのページはもちろん、
カード作りやノートまとめなどの作業系のことも書きだしておくといいでしょう。
ポイントはできるだけ具体的に、可能な限りページ数なども書いてください。
例を挙げときます。
<例>
英語
・単語カード作り(教科書p.2~23)
・単語カードの暗記
・学校のワークp.2~23
・教科書本文の暗記
・塾のワークの復習
数学
・学校のワークp.2~28
・教科書の間違えた問題の解き直し
・プリントの復習
・塾のワークの復習
・問題集p.2~34
【ステップ2】
テストまでの総勉強時間数を計算する。
例えば、平日は家で3時間テスト勉強するとして、
月~金の5日で3×5=15時間。
土日は各6時間やるとして、
2×6=12時間。
で、1週間で27時間勉強時間があるとします。
テスト2週間前から勉強するなら、
27×2=54時間勉強時間が確保できるわけです。
実際は、祝日が入ればもっと増やせる人もいるでしょうし、
逆に土日でも部活があってこれほど時間がとれない人もいるでしょう。
その辺はケースバイケースということになりますが、
このような計算を各自でやってみてください。
【ステップ3】
【ステップ1】を見ながら、【ステップ2】で出した時間を科目別に割りふる。
先ほどの続きでいきますと、
テスト2週間前から54時間とれて、9科目テストがあるとすると、
単純計算では、54÷9=6で、各科目6時間ということになりますが、
実際は、必要な時間数は科目によって違うはずですから、少しずつ調整していきます。
例えば、「今回は苦手な社会に力を入れたい」ということであれば社会の時間を増やし、
逆に「数学は日頃から理解できているから減らしても大丈夫」ということであれば、減らして、
という具合に増減を繰り返し、結果的に合計で54時間になるように調整するのです。
そして、「そもそも全体的に時間数が足りないぞ!」ということに気づけば、テスト勉強期間を3週間前など、もっと早めに設定したり、1日の勉強時間を増やしたりすればいいのです。
このように、具体的に勉強時間を計算してみると、
いかに「時間がないか」ということがはっきりするので、
すっかり連休ボケになってしまっている人は特に、今すぐ、やってください。
そして、今回書き出したものをもとにして、具体的にスケジュールを立ててみてください。
今までより実行する確率が格段に高まっているはずです。
では、今日はこのへんで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!