何を隠そう、


ムーチョです(笑)


今朝、コムーチョが

「パパ、今日はガンダムに乗った夢見た」

と言いいました。


「へえ。いいなあ」


「パパも乗りたい?」


「うーん。でも、やっぱいいや」


「なんで?」


「実際に乗ったら気持ち悪くなりそうじゃん。

最近の地震の揺れだってあんな気持ち悪いんだから、

ガンダムなんてあっちこっち飛び回って、

もう、ジェットコースターどころじゃないほど怖いと思うよ」


まあ、単なるヘタレオヤジと言ってしまえば

それまでですが。


初代ガンダムで、セイラさんが初めてガンダムに乗ったとき、

激しいGに耐え切れず気持ち悪くなってしまうシーンがあり、

思い出してしまいました。

あれはリアルだったなあ。


なんのことやらわからない人は、

こちらの動画 でどうぞ。


・・・・・


大震災から1ヶ月を過ぎたというのに、

事態は収束どころか、ますます不安を掻き立てるような

情報が増えている気がします。


最近、大きな余震が立て続けに起きて、

精神的に参ってしまっている方も多いでしょう。


政府が福島第一原発事故を「レベル7(深刻な事故)」と

認めたというニュースや、「ストロンチウム初検出」という

報道も気になります。


これから日本はどんな時代になっていくのでしょう?


もしかしたら、

「こんな時に、勉強なんてする気になれない」

という人もいるかもしれません。


気持ちはよくわかります。

将来のために、好きなことをやるのを我慢して

勉強したところで、

すべてが無駄になってしまうかもしれません。


それだったら、今のうちにやりたいことをやったほうが

いいんじゃない?

と、考える人がいても不思議ではありません。


勉強というものを「受験勉強」などの

学校に入るための勉強に限定してしまえば、

そういう考えに至るかもしれません。


でも、勉強とは、

生きるために、生き残るために必要な知識を学ぶこと

だと思えば、まったく逆の考えになるはずです。


受験勉強の中にも、そういう知識の基礎となるものは

数多くあります。


福島原発の水素爆発のニュースを見ましたか?


すでに理科の授業で、

試験管に入った水素に火をつけると、

ポンと音を立てて燃える、という実験をしたことのある人は、

ピンと来たのではないでしょうか?


水素と酸素が結びつくと爆発する、

ということが、実感としてわかると思います。


あんな少量の水素だからポンという音で済みますが、

大量の水素が溜まっている状態がいかに危険か、

ということが想像できると思います。


こういう、科学的な知識より、ずっと重要なのが、


情報を正しく読み解く力


です。


この力がないと、デマや風評に振り回されっぱなしに

なるからです。


最近は「情報リテラシー」なんて用語が流行っているようですが、

この力の基礎となるのがいわゆる「読解力」です。


今の子ども達(大人も)が早急に身につけるべきは、

この「読解力」だと断言します。


もちろん、読解力だけでは不十分です。

思考力も判断力も必要でしょう。


でも、読解力がない人が思考力や判断力を身につけたところで、

それは単なる「独りよがり」に陥ってしまう危険性があります。


読解力というのは、要は、

「他人が発信している情報を、可能な限り客観的に理解する」

ということです。


この意味では、文章に限りません。

テレビやラジオなどで発信される言葉、

直接会話による話し言葉も含みます。


相手の言うことが理解できない、

理解しようともしない人が、

自分勝手な判断をして行動した結果は、

どうなるでしょう?


これこそ、世界最大の迷惑行為ですよね?


だいぶ話がそれてきた気もしますが(笑)


「生きる力」なんていいかたが昨今もてはやされてきましたが、

もはや「生き残る力」が今すぐ必要な時代になってしまいました。


生き残るために必要な勉強は、当然まだまだありますが、

収拾がつかなくなりそうなので今日はこの辺で。


机の上でやることだけが勉強ではありません。

身につけられることは貪欲に身につけていきましょう。


それが今後の復興にも必ず役に立ちます。


とっちらかった文章になってしまいましたが、

時間がないので修正できなくてごめんなさい。


真意が伝われば幸いです。