というわけで、

ムーチョです(笑)


久しぶりに小説を買いました。


「ペンギン・ハイウェイ」というタイトルの小説です。


「日本SF大賞受賞作!!」という、

帯の文句が目に留まり、衝動買いしてしまいました。


高校生からずっと日本SFファンだったので、

激しい衝動をどうしても抑えきれないのでした。


で、その「ペンギン・ハイウェイ」の中に、

自学自習に役立つ記述があったので、

引用しておきます。


71ページです。


小学4年生の主人公の男の子が父親から教わった

問題を解くときに役立つ3つの考え方のリストです。


そのリストとは、


□問題を分けて小さくする。



□問題を見る角度を変える。



□似ている問題を探す。


というものです。


主人公は、

「それらをぼくはノートの裏表紙に書いて、

いつも見られるようにしていて、それは算数の問題などを

考えるときに役立つ」

と言っています。


小学生にしては賢すぎるんじゃない?、

と思う人もいるかもしれませんが、この小説は

「ぼくはたいへん頭が良く、

しかも努力をおこたらずに勉強するのである。」

という一文から始まる小説なので、おかしくはないのである(笑)


なんにしても、このリスト、中高生だって、

使ってみる、というか常に頭にいれておく価値は十分に

あると思います。


そしてさらに、この小説では、88ページに

新たな考え方を父親が主人公に教えてくれる場面が

あります。


それは、

「まず、問題は何か、ということを知らないといけない」

というものです。


これだけだと「は?」という感じかもしれませんが、

要するに、「問題が何か」ということは、わかっているようで

実はわかっていない場合が多い、ということです。


詳しくは、この本を読んでみてほしいのですが、

まあ、作品全体としての評価は、まだ半分くらいまでしか

読んでいないので、なんとも言えません。


SFとは言っても、

いわゆる科学的な正統派SFではありませんので、

科学嫌いであっても全然大丈夫です。


作品自体の良し悪しとは別に、

実際に役に立ちそうな記述だったので、

紹介してみました。


今日もお付き合いいただき、

ありがとうございました。


<おまけコーナー>


自学自習のできる子に

ヒッチハイクするオッサン。