自分はムーチョであります。


今日も朝から雨で、寒いです。


息子のコムーチョ(小3)は、半年振りに喘息が出てしまい、

月曜から学校を休んでいます。


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新年度が近づいているということで、

新聞の折り込みチラシに学習塾

新期募集案内が増えてきました。


うちの塾もそろそろ出さないとな、とちょっとあせっています。


今日は、お子さんをあわてて塾に入れる前に

押さえておくべき2大ポイントについて、

お話しします。


これからお子さんをどこかの塾に入れようと思っている

親御さんは、今からする話に特に注目してください。


塾に入れた後、成果が出るか、それともほとんど出ないか、

が、かなり違ってきますので。


【入塾前のポイント1】

子ども自身が塾に行きたいから、という形にする。


あくまでも親は、「行かせてあげる」という立場をとるべきで、

「お願いだから塾に行ってちょうだい」などという態度を

見せることは百害あって一利なしです。


当たり前の話ですが、どんなにいい塾に通っても、

本人が勉強しなければ成績は上がりません。


最低限、塾から出された宿題や暗記テストの課題などが

こなせないようなら、通わせても意味がありません。


「塾で出された課題をやらなかったら、やめさせます」

というくらいの約束は、決して安くない月謝を払う

スポンサーとしては、してもらってもいいでしょう。


塾を選んだのが、たとえ親だったとしても、

最終的には、頑張って通えるかどうかを子ども自身に

決意させる必要があります。


そのためにも、無料体験授業が受けられる塾をおすすめします。

お子さんが実際に授業を受けて決めるのが一番無理がないですし、

自ら気に入って「通いたい!」と言ってくれれば、

「行かせてあげる」という立場は簡単にとれますよね?


【入塾前のポイント2】

先に、ある程度勉強の習慣をつけさせておく。


塾に入れば自動的に勉強するようになる、とは限りません。


まあ、宿題くらいはやるでしょうが、

実は宿題をただ形式的にこなすだけでは、

不十分です。


塾で教わったことを身につけるには、

その内容をしっかりと復習する必要があります。


塾に入っても成績が上がらない原因の大半は、

「教わったことを復習しない」

ということに尽きます。


よほどひどい教え方の塾は別として、

ちゃんと復習する習慣が身についていれば、

着実に成果が現れるものです。


私が自学自習をすすめている理由も、ここにあります。


塾は、勉強の習慣を身につけさせてくれるところではなく、

あくまでも、勉強内容を教えてくれるところだと考えてください。


ですから、理想としては、内容は別として、

机に向かう習慣がある程度ついてから塾に入れさせるのが

一番です。


短い時間でも構わないので、毎日決まった時間に勉強する姿が

最低でも2~3週間連続で見られるようになってから

塾に入れたほうが、絶対に伸びていきます。


で、一人ではわからないところがあるから塾に行く、

というのがあるべき形です。


私の塾でもそうですが、そういう子が入塾すると、

ぐんぐん頭角を表していきます。


教わったことを吸収する効率が、他の子とは、まるで違うのです。 

                                                                            

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以上、2大ポイントをしっかり守っていただければ、

よほど評判の悪い塾を選ばない限り、

毎月支払うお月謝に見合った、

場合によってはそれ以上の効果を得ること間違いなしです。


自分も塾屋のくせにこんなこと言うのもナンですが、

あせって入っていいことはありませんので、慎重にいきましょう。


あくまでも、お子さん自身の自学自習を主体に。

塾ができるのは、サポートのみだということを

お忘れなく!


参考になれば幸いです。


ではでは。

今日も、ありがとうございました。



P.S.

なんか質問等がありましたら、お気軽にどうぞ。

コメント欄でもいいですし、

ひとに見られたくない場合は、メールでもどうぞ。


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