ポジティブシンキング
プラス思考
前向きに生きる
おおいに結構。
基本的には、大賛成です。
でも、「勘違いしないようにしなくては」
とも思うのです。
これらは、
自分の未熟さや至らなさに目をつぶることでは
ないはず。
「オレは前向きだから後ろは振り返らないぜ」
とか言っている痛い人がたまにいますが、
いやいやいやいや。振り返れよ、と(笑)
それじゃあ、成長しないでしょ?
「オレは何をやっても駄目なんだ」
とずーっと言っているようなマイナス志向の人より
マシな気もしますが、実際どうなんでしょう?
おんなじじゃないか?
という気もするのです。
ネガティブな人も、
似非ポジティブな人も、
自分の現状を直視できていないという意味では、
同じだと思います。
本当の意味でポジティブな人は、
自分のマイナス面を直視できる人なのでは
ないでしょうか?
自学自習ができるようになるためには、
本当の意味でポジティブになる必要があります。
自分の未熟さを謙虚に受け止めてこそ、
学力は伸びるのです。
勉強に限らず、何事にも真剣に取り組めない子の中には、
次のような思考が蔓延しているようです。
「やっても出来なかったらどうしよう?
だったら最初からやらないほうがいいか。
そのほうが傷つかなくてすむから」
こんなことをハッキリ言う子はもちろんいませんが、
行動を見ていると、このように考えているとしか
思えないような子がいます。
このような思考に陥ってしまうのは、
我々大人にも大いに原因があります。
最も簡単な対策としては、
以前、 「失敗から学べる子を育てる」 という記事でも書きましたが、
「何度失敗したっていい。
失敗から学ぶことで必ず成長できるのだから」
ということを何度も何度も言い聞かせてあげるのが一番です。
と同時に、
我々大人も、
ネガティブから目をそらさない、真のポジティブを獲得するべく、
日々精進していきたいものです。
そしてその姿を子どもに見せるのが、
何よりの特効薬ではないでしょうか?
今日もエラそうに書いてしまいましたが、
自戒をこめてのことですのでお許しを。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。