ここ最近、買ったばかりのものをよく失くします。


近所の靴屋で、息子の靴を2足買ったのですが、

そのうちの1足が、なぜか片方見つかりません。


買ったあと、息子と一緒に古本屋へ寄ったので、

そこで落としたのかと思い、その古本屋に落し物の

届けはないか聞いてみたのですが、「ありません」とのこと。


家の中もさんざん探しましたが、いまだにありません。


次は手袋


とあるホームセンターで手袋を買ったのですが、

家に帰ると、あら不思議。

自転車のかごに載せた袋に確かに入っていたはずなのに、

ありません。


今回はすぐに気づいたので、あわてて引き返し、

ホームセンターの店員や駐車場のおじさんにも

「手袋の落し物ありませんでしたか?」

と聞いたのですが、「ありませんねー」という答え。


しょうがないので、また買いました(泣)


そして昨日。


TSUTAYAでDVDを借り、コーヒーを飲んでから

徒歩での帰り道、ふと気がつくと耳あてがない。


私は耳が冷たくなると頭がガンガン痛くなる体質なので、

冬に耳あてはかかせません。


「またやってしまったか」と半ばあきらめつつも、

まずはTSUTAYAへ。


「耳あての落し物、ありませんでしたか?」

「ありません」


やはり。


そして次に、つい先ほどまでいたコーヒーショップへ。


私が座っていた席にはすでに、とあるご夫婦が。


照れ隠しに半笑いしながら、

「耳あてなんか、落っこちて…、ないですよね」

奥さんのほうが、横に置いた自分のコートをめくりながら、

「ありませんでした」

たぶん、気のせいだと思いますが、

ちょっと怒ってるように見えました。


「ああ、またやってしまったか。

しょうがない、また買うか」


と、絶望に打ちひしがれて帰ろうとしたとき、ふと、

「そう言えばDVD借りる前にちょっとだけ本屋に

寄ったな」ということを思い出しました。


なくても駄目もとだ、ということで、本屋の、数名いる店員のうち、

特に優しそうな女性店員を選んで尋ねました。

「あのー。耳あての落し物なんて、ありませんよね?」


すると、その店員は、

「ちょっと待ってください」

と言って店の奥に入っていきました。


そして、次に出てきたときは…、


なんと、私の、あの、いつも愛用している、

黒い、かわいい、耳あてが、彼女の手元で燦然(さんぜん)と

輝いているではありませんか。


「つい先ほど届けてくださったかたがいて」

その女性店員の、美しい笑顔。

女神に見えました。

・・・・・


どーでもいい話をずいぶん引き伸ばしてしまいましたが、

これは、いいことの前触れかもしれんぞ!

と勝手に思っています。


つまり、最後の逆転合格!


あのスラムダンクの、あの安西先生も言ってるじゃないですか。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」と。

あきらめなかったから、耳あてくんと再会できたのです。

あきらめなければ、逆転合格もありうるんです!


と、なかば強引に締めくくって今日は終わります(笑)


今日は特に役に立つノウハウはありません。


ごめんなさい。


明日は真面目にやりますので、ご容赦を!


今日も最後までお付き合いいただき、

ありがとうございましたー。