どうも。ムーチョです。


前回から一週間も空いてしまいました。


実は、先日更新したとき、書いた文章が全部消えてしまい、
「あー、もーやだ」と自暴自棄になり、今日まで延びてしまいました。


というわけで、本日、新たな気持ちで書き直します。


あなたのお子さんを自学自習へ導く3大ポイントの1つ目、

「1段ずつクリア」


についてお話します。


お子さんを自学自習へ導くためには、階段を1段ずつ確実に登ってもらう必要があります。


一気に駆け上がったり、2段とばし、3段とばしをさせようとすると、思わぬときに足を踏み外し、一挙に一番下まで転げ落ちてしまいます。

「1段ずつクリア」とはそういう意味です。


クリアすべき課題を一つずつ決めて、それがクリアできたら次の課題へ、というやり方が、遠回りのようで、実は一番確実です。


「あれもやらせたい」「これもやらせなきゃ」という気持ちはわかるのですが、複数の課題を一度にやらせようとすると、負担が大きすぎて実行できる可能性が低くなります。


そうすると親のほうもイライラして無理矢理やらそうとしてしまい、子どもはますます嫌になる、という最悪の負のスパイラルに入ってしまいます。


例えば、まずは毎日勉強する習慣をつけさせたい、とします。


そういう時は、勉強の内容までは問わない、というのがコツです。


「毎日机に向かう」という習慣をつけさせるのが当面の目標であれば、そこだけに集中し、逆にそれ以外の要素には目をつぶる必要があるのです。


1週間なら1週間、「毎日机に向かう」という課題がクリアできたら、次の週から、例えば「ドリルを1ページやる」などの新たな課題を加えていくのです。


もちろん、クリアできたたびに、しっかりと賞賛してあげてください。



この「1段すつクリア」という習慣化のコツは、大人にだって使えます。


例えば、ダイエットをしようとする時。

食事制限だの運動だのと、一気にいろいろやろうとすると、たいていは失敗に終わります。


でも、「まずは食事の時50回噛む」など、確実に実行できるところから少しずつ課題を増やしていくのが、一番長続きし、リバウンドも起こしにくいのです。



この方法は、実行しやすい、という他にももう一つ、素敵なメリットがあります。


それは、


小さな成功体験を数多く積むことができる、


というメリットです。


小さな成功体験を数多く積むことは、勉強に対する自信を育むことにつながります。


確固たる自信があれば、少々のことではめげない人間になれますからね。



※この記事のつづきはこちら>>長期的な視点