「理性がある」という発案は、
自由資本主義と共産主義という双子を生み、
かつ担保するものとなった。

天あるいは神の支配に傅いていればよかったのに、
論理のトリックで「自我」を捏造し、
弱者のルサンチマンを煽って、
国家と敵対するよう啓蒙し、
敵対することで「自我」があることを
さらに証明しようとした。
ついで、「理性」というカルト的妄想で
自我を崇高なものと勝手に決めてしまった。
すべて論理上のトリックだ。

アメリカもソ連も同じ穴のムジナだった。

ソ連が崩壊し共産主義は消えた。
そして反自由主義のシナにおけるオリンピック開催によって
欧米自由主義もまた死んだ。
要は「自由より金だ!」という意思をはっきりとさせた瞬間だった。

とっくにイデオロギーは死んでいた。
つまり自我も理性もすでに死んでいる。

経済構造も政治構造も、あるいは自己認識構造も
結局は同じ認識レベルで処理される。
もともとは一つの形態をとっていたものを
それぞれに分化させただけだから。
経済において自由主義も共産主義も死んでいるのに、
形骸化した自我と理性だけを後生大事にしている国がある。
我が日本だ。

戦争に負けて気狂いになった。
武力の時代は終わったと勝手に「悟った」政治家が
今後アメの先兵になってしまうからとアホ憲法を容認した。
血を流してアメと戦ったのに、
アメの先兵となることを回避するために、
日本の本質を守ることを放棄した。
「悟った」ことが結局日本を崩壊させた。
陛下は何もおっしゃってはくれなかった。

今、北の拉致工作員の釈放嘆願をした男が
首相を務めている。
事業仕分けを「文化大革命だ!」と賛美する男が
内閣官房長官。
北の拉致に対して、日本が謝罪してから返せと言え、
という女がテレビで議員ヅラしている。
「道徳の押し付けは気持ち悪い」と
理性と道徳を相対化させている政党が
与党なのだ。
クソ おフランスかぶれwww

道徳は、思考の存在そのものだ。
体で言えば背骨だ。
今、背骨が完全に曲がっている。
「背骨をまっすぐにしろと押し付けるのは気持ち悪い」
と言ってるのと同じことなのに、
みんなで背骨を曲げてしまえば、
まっすぐであることの方がおかしくなると
彼らは本気で考えている。

理性と道徳を相対化させるということは、
そういうことだ。
論理と思考の違いが理解できない
アホ政党には
論理のトリックによって
いとも簡単に洗脳されたバカがたくさんいる。
あ、これは自民党も一緒だわwww