さて、お引越ししたお話…。
わたしが賃アパ派に至った(転落した…)理由をネチネチ書いてましたが…。
一番の理由は「自分に稼ぎがない」ことですね。笑
一方、わたしの母親は「自分に稼ぎがない」けども「一家を構えるということは、当然持ち家」(必要経費)というお考えの人間だったんで、「家は沼津にあるだろう」という父と毎度衝突していました…
わたしが「無い袖は振れない」(賃貸でもやむなし)という境地に至ったのも、親の不仲を見ていたからですね〜。苦笑
家なんかあっても、夫婦が不仲だったら何の意味もなくない?苦笑
母は、カタチが大事だったんかな〜?
なんだかそういう「世間体」みたいな思い込み(持家ゼッタイ)に振り回されてる母がアホみたいで嫌でした。
母は、ハタチそこそこで結婚して、自分に何も無かったから「人並みな生活」にこだわったのかもしれないですね。
わたしの住んでた学区には団地もあったりして、持ち家じゃない人も普通にいたんですけど、まぁ大抵の人は持ち家でしたからね…。
当時の感覚だと、都内で家を買えない人が流れてくる地域で、持ち家じゃない人間は「ここで買えないの?(お察し)」みたいに見られる地域だったんㇲよ。笑
ゾワゾワする話しますけど、今回家を探す時に、小中同じだった友(Y子とす)の実家の近くも回ったんですよ。
Y子宅も、最初は賃アパで。
どちらかというとギリギリの部類だったのかなぁ。
Y子の所は、特に母親がどうしても戸建てにこだわって、無理して家を建てたんですよ。(そして転校)
なぜ無理したか知ってるのか、というとうちがアパートだから、気を許したんでしょうね…。苦笑
いろいろな打ち明け話を、Y子がしてくれたからです。
それでなくても、Y子の衣類や学用品は、みんな兄のお下がりだった事からも、周囲は絶対「無理して家を買った」と分かっていた気がする。(ドラゴン柄の裁縫道具とかね…)
小学生くらいでも、各家庭の経済状況って何となく知ってたりしますよね。
スネ夫んちは金持ちとか、アバラヤ君ちは貧乏だとか、その程度だけど。
そして、それだけ苦労して建てたY子の実家、更地になって売りに出ていました。(それなのにY子一家が当時住んでたアパートは、まだ建っているという皮肉)
こんな感じの友達や知り合い(実家を売りに出した)結構聞くんですよね。
実家売った後、駅前のマンション買って移った、という安泰な友ももちろんいるんだけど(そのお宅は1軒建ってた土地に、3階建てが3棟建った)、それ以外は多分払い切れないとか維持出来なくて自宅を手放した人で…
「孫の世話を見る」とか言った人もいたけど、その孫ももう中学生だったりするからねぇ。(あえて孫の年齢聞いた訳じゃないのよ、産まれたって話を昔に聞いてたら分かる話)
本当〜に「孫の世話」で家を売った人も知ってるけど、そういう人は引越した先(子供夫婦の住まいの近く)で新築建てたり、娘が公務員とかのキャリア女性だったり、だよね…。
しかも、そういう人ほど、こちらが聞かなくても自分からあれこれ話してくるし。笑
わたしは人生出遅れたせいで、みんなの話を「自分は独身」という状態で聞いてる訳ですよ。
そうなるとまぁ「ペアローンは離婚の時に揉めるんだな」とか、余計な知恵がつくよね…。
わたしの周囲でペアローン組んだ人って、大抵最初からもう「無茶してた人」だから、そうでないなら賢い借り方なんだろうけど、どうもイメージが良くない。
無茶の例…夫に20代での職歴がなく、奥さん多めで組んだけど、みたいな。
まぁ20代遊んだ30過ぎを雇ってくれる会社って大抵ブラックだよねw
イエなんて、単なる建物ですからね、風雪に耐えるなら何でもいいんですよ。
と、思っていた平和な時代も、わたしにはありました…(遠い目)
結婚してみて、実際築古木造賃アパに住んでみると、まぁイロイロありますな!苦笑