さて、お引越ししたお話…。

 

もともと賃アパ住まいの拙宅…。

 

突然ですが、わたし自身は賃アパ育ちなんですよね。

沼津の出身で、沼津では戸建てに住んでたんですが、父の仕事の都合で関東に来て…。

 

そこから賃貸アパートで暮らしていました。

 

母としては、沼津に戻る気は無かったので、沼津の家は売りたかった(そして関東で家を買う)ようなんですが、父の親所有の土地に建てた家だったため、売る事が出来ず…。

 

さらに父の親が亡くなったあと、相続で揉め、家が建ってる土地が、父の兄弟との共同名義に…。嗚呼。

 

これで完全に売り時を逃したんですよね〜。

 

親が、ようやく関東に家を建てた時、わたしは20歳超えていました…。

 

良くある言い回しらしいですけど、「20歳超えて自宅を新しくすると娘が嫁に行き遅れる」というの、わたしも散々言われましたよ。苦笑

 

その戯言(?)について、今になって思う事が2つ…。

 

①負け惜しみだな、ということ。

子供が成人するくらいの年齢の人が、家を新しくするって(経営者でもないなら)よっぽどの貯金があるとか、まとまった退職金が出たとか、相応の相続があったとかでもないと無理ですからね。(銀行も貸さないでしょ)

 

②それもまた真実だな、ということ。

最新の設備で固めた注文住宅に住んじゃうと、追い焚きも出来ぬような木造賃アパに住む所から始まる新婚生活なんか、選べなくない?苦笑(←独身女性が年収◯◯円以上が結婚相手の条件、とか言い出すのも、これと同じ理屈)

 

 

結果発表すると、わたしは見事に行き遅れたわけですが、これで散々物笑いのタネになり(ヤッパリネーwみたいな)とんでもない親不孝をかましてしまったよね…。苦笑

 

売れ残りが見苦しいから黙ってたけど、二十歳過ぎまで、砂壁に和式トイレの木造賃アパ住みだったから、わたしとしては新婚生活なんてどこで始めても良かったんですが…。

逆に、同じような賃アパ出身の友達で「結婚するなら賃貸でもいいから新築物件で!」とこだわる人もいたから、まぁ築古にたいする耐性は、人それぞれかな…。

 

 

これも散々書いてきましたが、若い頃の彼氏(ちょっと稼いでる)と、結婚の話が出たときに…

 

「コロン(わたし)が家賃10万出してくれたら、(俺も10万出すからその合計で)20万の物件に住めるのに」

 

と言われた事で、結婚やめたんですよ、わたし。苦笑

 

これは書いてなかった気がするので改めて付け足すと、彼は家賃補助5万出てました…。苦笑

 

自分の勝手な青写真ですが、家賃補助5万は貯金して、彼5万自分3万の8万位の物件が妥当かなぁ(これでもわたしは相当無理してた)と考えていたんで、もうハナから全然価値感の違い!笑

 

 

あと、これは持ち家になった途端のあるあるかとも思うんだけど、家を建てたうちの親、資金繰りが想定より苦しくなって…

 

外食の頻度が下がるとか、家電を買い替えたときに毎回グレードが下がる、とか、とにかくいろいろ「下がり」ました。

ハコモノだけ豪華で中身カラッポみたいな。苦笑

 

わたしに教育費が掛からなくなってたから良かったけど、そこはやはり大変そうでしたね…。

 

 

さらに、自分が、思ったより世の中で通用しない人間ということがわかり…

 

一言でいうと全然稼げないワケですよw

 

なので、持ち家なんて全然夢にも見なくなりましたね〜。(エラソーに書いてるけど、全く自慢にならない)

 

身の程を知り、わたしには持ち家より賃アパがお似合いだと理解出来たんで、以来わたしは「賃アパ派」でした。

 

賃貸でも、分譲を賃貸するとか、タワマンホッピングするとか、新築の賃貸を住み替えて行くとかじゃない、本当〜の「賃アパ派」。笑

 

 

長くなったので、続きは後編でお送りします。笑