住んでいるところは、文教地区といいますか、近くに学校が多くて特別支援学校もあります🏡
育休復帰と同時に引っ越してきたので、その時点でおちびの障がいは分からなかったのですが、診断が出た後は、学校の近くを通る時はいずれおちびもお世話になるんだろうなと考えていました。
というわけで、有り難いことに通学距離は問題にならないため
おちびにとって、過ごしやすい環境はどこか
で、決めたいと思っていました。
特別支援学校見学の日は、おちびも連れて行きました実際におちびの様子を見てもらい、これまでたくさんのお子さんを見てきている先生の意見もいただきたいなと思っていました。
玄関に教頭先生?らしき人が迎えきてくださいました。
おちびはそっと靴を揃えて、「おはようございます」(聞き取りづらいけど)と元気よくお辞儀しましたお。出たぞ。初対面から愛想のいいおちび。
初めに、相談室でこれまでの経緯などの聞き取りがありました。発達面はもちろん、低体重や低身長の話もしました。おちびはちょこんと座って話を聞いてました
30分ほど話をして、校内の案内になりました。部屋を出る時に、最初に先生が付けた照明のスイッチのボタンを消してから移動しようとするおちびを見て、先生も驚いてました。
広い校舎内をぐるーっと順に回りました。おちび、張り切って先生と手を繋いで歩いて行きます。階段を上りながら「移動も問題ないですねー」と先生。な、馴れ馴れしいぞ。おちび。
最初に、小学校低学年のクラスを見せてもらいましたが、やはり先生の人数も多く、サポートは手厚い感じでした。授業の途中にトイレに行く子の介助の場面に遭遇しました。
先生は「どうしても、よりサポートの必要な子に支援の重点がいってしまうところはあります」と補足してくれました。
それは、普通学級でも特別支援学級でも特別支援学校でも変わらない話だと思いますし、そもそも社会で働く中でも日々感じることなので、私は黙って頷きました
その後は、高等部の職業コースの子たちの授業の様子を見せてもらいました。みんな丁寧に作業をしながら、こちらに気づくと元気よく挨拶してくれました就労を目指して頑張っている姿に目がうるんでしまいました。
再び、最初の部屋に戻り、就学について話をしました。思い切って、尋ねてみました。
「先生の目で見て、この子は特別支援学級と特別支援学校、どちらがよいと思われますか? やはり貴校の手厚いサポートはこの子にとってはより良い環境だと思います。」
「今は療育手帳の区分は中度ですが、今年の検査で重度になる可能性も高いです。」
先生は、即答でした。
「特別支援学級でしょうね。これだけある程度自立も出来ていて社交的でコミュニケーションも取ることができる。友達との関わりの中で学ぶことも多いでしょう。集団生活も出来てるみたいですし。」
「それに、本校はたしかに職員の数は手厚いですが、どうしても支援の必要が高い子が優先されます。この子は自立ができてる分、言い方は悪いですが場合によっては放っておかれることもあります。地域の小学校で受け入れが可能であれば、まずはそちらで頑張ってみてはいかがですか」
あくまで1つの意見なのですが、回答結果ではなく、わずかな時間で、おちびの良いところをきちんと分析してくだったことが本当に嬉しかったです
今回長文にお付き合いくださり、有難うございます。文章は悩みに悩んで言葉を紡ぎましたが、表現に不快な部分がありましたらすみません。