履歴書に高校中退と書くのは、なぜか、抵抗があった。
自分で選んだ道だったのに、後悔でも、恥ずかしさでも、みじめさでもなく、たぶん、見栄だったのかな・・・・
高校卒業したと書いてもわからない、18歳の春から、履歴書を書き、就職⇒退職⇒就職⇒退職・・・・・・・何度も繰り返してきた。
テレアポ、ホステス、売店、イベントスタッフ・・・・・
学歴詐称の心苦しさで、長続きしなかったわけでは、決してない。
飽きっぽいから、性格だから、そこが、居場所じゃなかったから・・・
珍しく、半年以上続いた所があった。
衣料品の輸送&倉庫。
初めて、1日中倉庫の中での仕事で、接客業じゃなかった。
ただ、黙々と広い倉庫内で、走ったり、運んだり。
誰と話すわけでもない。
毎日従業員数人との、他愛もない会話。
私には、人とのかかわりがある仕事の方が向いてるんだ、と、その職場でわかった。
でも、初めての正社員だから、辞めるまでの覚悟がなかった・・・・・
たまに、部署は違うが、トラックの運転手と、話す機会もあった。
また、どういうわけだか、その中の一人と付き合う形になった。
背も小さい、年もかなり上、見た目もあんまり良くない。
でも、みんな、その人をしたってて、頼りにしたり、相談したりしていた。
どうしてかな・・・?と興味を持っただけ、好きじゃなかったんだろうな・・・
会社の人たちだけが、付き合ってると思ってただけだったかな・・・
長距離の運転手だから、あんまり札幌にもいなかったし・・・
数人そんなような人いたけど、誰も彼氏だって思ったことも、言ったことも、なかった。
彼氏だと思ったこともない人の家に初めて行って、アルバム発見して、そこに映ってる、昔の彼女たちの写真を無理やり捨てさせた、ひどい女。
その人のこと、好きでもない癖に、自分以外の写真を持ってるってだけで、嫌でたまらなかった。
そこに映ってる女全てが、この人には不釣り合いなほど、きれいな人ばかりだった。
今思えば、単なるワガママ女。
誰にでも、思い出ってあるよね。
私より10歳も年上なんだから、いろんな出会いと思い出を一瞬にして破棄してしまった。
その人の過去も、今も、性格も、生き方も、何も見ようともしなかったくせに、好きになろうとも、わかろうとも、しなかったくせに・・・・・
ただ、その時の寂しさを紛らわせるだけ、暇つぶし、くらいにしか思っていなかったのに、私の気まぐれで・・・