こんばんは、時代やスタッフのよしみです！
フェイスブックではいち早くご紹介させていただいておりました病鉢巻の花魁、
ブログでもご紹介します♪♪
玉三郎さんのポーズを参考に、お客様と相談しながらのショットです。
「なにかの気配に振り向くも、愛しいあの御方は待てど暮らせど来てくれない…」
憂いがある表情が、待ち人来らずの心情を物語ってます。切ない～。
お客様が今回病鉢巻の花魁に変身するのに参考にされた題材は、歌舞伎『廓文章』(くるわぶんしょう)に出てくる夕霧という花魁です。
伊左衛門という恋人がいて、突然なんの音沙汰もなく来てくれなくなったため、会いたくて会いたくて恋の病にかかってしまうのです。
そんな事情があってもお座敷には出なくてはならず、そこでこの病鉢巻を巻いて登場します。
おそらくおはなしの中だけのことでしょう(^^)
気だるさが色気になる図式、でもこれって綺麗な人限定ですね^_^:
病鉢巻は紫根という、解熱、解毒、抗炎症作用があるとされる植物で青紫(紫紺色)に染められていることから、平癒を願って頭に巻いていたということです。結び目は左です。
同じように、紫の鉢巻を結んでいる歌舞伎のヒーロー助六は、結び目が右で、鉢巻は捻られています。こちらは江戸紫、色気のある赤紫です♪
マニアックな話で本筋から逸れましたが(￣▽￣:)
いつも素敵な提案をしてくださるKさん、今回も本当にありがとうございました( ´ ▽ ` )ﾉ
かんざしを借りに行く機会を与えてくださったのにも感謝しています！
私の大先輩であるマキさんと、色々思い出話、最近のかつらやロケ現場のあれこれ、これからの撮影予定と悩みとか、ほんとに色々おしゃべりができました(^^)
ありがとうございました✨✨✨
そしてそして、
実はもうお一人桜紋のことじで花魁になられたお客様がいらっしゃいます‼︎
お店写真が出来次第紹介させていただきますね(^^)
では！
ご予約はこちらのフォームまたはお電話（075-201-7832)にて受け付けております。
「千早の舞姫」
9月5日～9月30日まで
＊2Lサイズのお写真1枚付き。
＊お写真の追加も可能です。（1カット1,000円）
＊自由撮影も可能です。
