東京での個展を振り返って
東京、日本橋での個展が無事終わりました。
日本で個展をするのは初めての経験で、
ドキドキでしたが、沢山のお友達が来てくださり、数年ぶりの再会に感動する日々でした。
今回の個展でお買い上げいただいた作品は
以下の4点です。
最近オレンジが大好きです。これもタイトルが
「オレンジの水滴」です。
27x41cm
こちらは偶然浮かんだイメージが気に入って、
27x22cm
私の中で、ザ、抽象というイメージです。
白いドレス
20x20cm
去年の台北での初個展で売れた絵をレッスンで教えるために、小さくして描いてみました。同じイメージを二回描く事はしないのですが、これは同じバックを作るのが難しくていい練習になりました。
そして以下は、5月の台北での個展で売れた作品です。
80x80cm
アクリル
ライオン二匹が会話しているような、そして見る人と絵が会話して欲しいと思ってつけたタイトルです。
100x81cm
アクリル
92x73cm
アクリル
40x40cm
アクリル
アクリル
小さい中にぎゅっと思いを詰めることができたお気に入りの一枚です。
8F
アクリル
銀座のグループ展にも出していただいた作品です。和歌山の故郷で過ごした時の色が出てる気がするんです。
この台北での個展は、場所が白くて広いヨーロピアン調のスペースだったので、軽めの絵を多く用意しましたが、買っていただいたのは、重めの色使いをした作品ばかりでした。
今回の東京の個展で少し考えが変わりました。
絵を描くことは創り出すこと、そして売るということは現実的な側面が多いです。
自分がこれは良いと思っても、買ってもらえないこともあれば、え?と思う絵を気に入ってもらうこともあります。
売ること自体になんだか創作と程遠い俗っぽさを感じて抵抗がないわけではないです。
でも、売れたら素直に嬉しい!
だって、絵なんて生活に必要ではない最たるもので、私の絵はジェフクーンズや草間彌生のように、投資価値もない。(あくまで今の所ね!笑)
それでも買っていただくというのは、本当に気に入ってくれたからだからってことですよね。
それは作る側としては本当に嬉しい。
もっと良いものを作らなくちゃ、というモチベーションにもつながります。
フランスで描いていた時は、同じような境遇の人がいっぱいいたけれど、台湾では、絵を売ってるけどそれで食べていけないって人には、あまり会いません。アーティスト人口が低いのか、それとも私がそういう若い世代と交流ができてないからかもしれません。
一つ言えるのは、台湾では確実に
アートを見る人、アートをする人、それを支える人の数が確実に増えているということです。
東京の個展を終えて、正直、個展よりも別の方法で、自分の絵を知ってもらう、名前を売るという行為をやっていかないといけないんじゃないかと思いました。
台北では抽象は売れない。
その通りなんですが、それを言い訳に何もしてこなかったなと。
よくよく考えてみると創るという作業と、それを見てもらう、購入してもらうという作業がバランス取れていないんですね。
どこかで、絵は売れないものだと決めつけていた部分があるので。
さて、、、台北でできることから始めようと思います。
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